チョッちゃんの150の情報・感想・評価

エピソード150
第150話
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ポレポレ

ポレポレ

このコメントはネタバレを含みます

終戦と共に失業した蝶子/チョッちゃん(古村比呂)。一同は諏訪ノ平駅前の小屋に移り、チョッちゃんは洋裁屋を始めた。仕立て直しも掲げて生計をたてようとするが、客足は芳しくない。 ある日、チョッちゃんは八戸から行商に来ていた土田よね(根岸明美)から「弁当を作る暇が無かったので、商売に行っている間に米を炊いておいてほしい」と頼まれる。チョッちゃんは引き受け、渡された米を炊いておいてあげた。食べ終えた よねは手間をかけさせたからと謝礼💴を渡す。 まだまだ食料事情が厳しい頃。茶碗いっぱいのご飯🍚を食べる よねを羨ましげに見るチョッちゃんたち。 よねから飯炊きを任されることが何度か。そのうち彼女から話を聞いた行商のおばちゃんたちが1人、2人……と増えてきて、ついには大勢から頼まれるように。なんとか対応してみせると謝礼の額も増えた! 「いっそ商売として割り切ったらどうだろう?」 泰輔(前田吟)の提案で飯炊きでも商うことにしたチョッちゃんたち。千駄木の自宅や茨城の疎開先を焼け出されて落ち込んでいた泰輔は、久しぶりに自らの手で商売できるとあって嬉しいのか、釜や竈代わりの缶を満面の笑み😄を浮かべながら用意! 炊飯器など無い当時、行商に行く者たちが家族の朝食と併せて自らの昼食まで用意していくことはどれほど大変だったことか。そのおかげか、チョッちゃんたちの飯炊き屋は大人気に! ただし食堂と間違える客も少なくないため、再び泰輔の提案で商売の手を広げることに。 よねたちの許可も取り、食堂開店! 始めはなかなか客が来なかったが、たまたま様子を見に来た喜作(伊奈かっぺい)が呼び水となり続々と来店! てんやわんやだったがどうにか初日を乗り切った。 要たちの安否は相変わらず不明。駅前で再会を喜ぶ親子を見た加津子(藤重麻奈美)や俊継(服部賢悟)はがっくり。チョッちゃんは心配ないと励ますが、客の復員兵(佐々木良行)から要の所属する麻布連隊は全滅したという噂を聞いてしまう。不安がる😰娘を宥め、励ます母 みさ(由紀さおり)。「何でもできるということが人の役に立つとは限らない、いるだけで周りを和ませる者もいる」という、かつて要の母 まつが評したとおり🥹👍! 食堂の開店初日では注文取りも配膳も皿洗いも全然できずに戦力外だった みさだったが、「楽しかったわあ」と満足げ。泰輔と富子(佐藤オリエ)の「どの口が言うんだよ……」と言わんばかりの表情😑がww 具合が悪そうな妻と労る夫が来店——と思ったら、札幌に疎開しているはずの神谷容(役所広司)・安乃(貝ますみ)夫妻! ある用事で東京に赴き、その帰り道に妊娠が分かり偶然諏訪ノ平駅に降りたとか。無事でよかった🥹!! 東京での用事、そして箱状の布包みの正体——夫妻は8月9日にフィリピンで戦死した安乃の兄 彦坂頼介(杉本哲太)の遺骨を引き取りに行っていたのだ。戦争が身近な友人の命を奪ったという現実🥺。最期まで不器用だった彼にあきれつつ、一同は頼介がチョッちゃんたちと神谷夫妻を引き合わせてくれたのかもしれないこと、子どもは彼の生まれ変わりかもしれないこと、17年ぶりに彼が帰りたくても帰れなかった滝川に帰れることなどに思いを馳せる。 「さよなら!」 「なんも、『さよなら』ではないっしょ? また会うんだから『さよなら』ではない」 「したら、『また』!」 「うん、また!」 再会を約束して諏訪ノ平を出発する神谷夫妻。 「神谷先生と安乃ちゃんに抱かれて、頼介君はふるさとへ帰っていきました」 相変わらず要は帰ってこないし、安否も不明。居ても立ってもいられないチョッちゃんは上京しようとするが、大混乱の只中に女一人で行かせるわけにはいかないと泰輔が代わりに出発。——何日も経ち、飲まず食わずの泰輔が帰還。洗足の岩崎家も中山家も取り壊され、要や連平や夢助の消息は分からず、中山夫妻をはじめ知り合いには誰とも会えなかったという。 木枯らしの吹く頃、食堂には1時間も居座っている男性客が。不審に思った一同が声をかけると、その男 小林(でんでん)は疎開しているはずの妻を訪ねてやって来たものの、他に男ができて行方をくらましていたのだと語る。行く宛が無いがとりあえず北にでもと話す小林に北海道を勧める一同。 退店する小林がハミング🎶——それは「ユーモレスク」だった! 一同が慌てて問うと、6月に戦地の中国で催された慰安会でこの曲をヴァイオリン🎻で弾いた男がいたという。チョッちゃんが夫 要のことを話すと、「あれ、旦那だよ。きっとそうだよ」と励ます小林。要の消息をようやく聞けた🥹! 昭和21(1946)年5月半ば。食堂に突如警官(西村淳二)と役所の人(篠田薫)が来て、許可証が無いことを理由に営業停止を命じられる。仕方なく飯炊き屋に戻すが、またも警官から注意される——が、よねたち行商のおばちゃんたちが庇ってくれたww 産業組合の職員だった斉藤(左奈田恒夫)から、知り合いの息子が復員して祝言を挙げるので歌ってほしいと頼まれたチョッちゃん。快諾するも、本番中ふと要のことを思い出して失敗してしまう。 元組合長 三上(金井大)に呼ばれたチョッちゃん。夫が出征したまま帰ってこない彼女を心配し、同席していた正森(池田功)の甥との見合いを持ちかけられた。帰宅後、三十路を越してもまだ“女”として見られたことを家族に嬉々と報告するチョッちゃん😆。……しかし愛する夫を勝手に死んだことにされた憤りと悲しみ、終戦からそろそろ1年経つというのに音沙汰一つ無い現状への不安が溢れ出る🥺。 「私、何だったってやるわよ!」 早く東京に戻りたい、バラックでもいいから夫の帰りを待ちたい、しかしお金が足りない。——ということで、チョッちゃんは よねに自分も行商をやりたいと相談。 残すところあと6回。……嫌だ、終わらないで!
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Clary

Clary

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食堂が営業停止に.. 戦後、こういう整備徐々にされていったんだろうな。 飯炊き継続&(チョッちゃん称する)歌手案件。 けれどもこれじゃ生活もままならない.. 滝川帰ることも検討する中、まさかのチョッちゃん見合い話。 ずっと要さんのことが心配で、もしかして..という不安を僅かな希望で繋ぎ止めているところ、 要さんの死を前提として話進むのそりゃきついよね..。 感情の混乱に陥るチョッちゃんをみて、 泰輔叔父さん夫婦のスイッチの入り方よ。 実際のところ、情報が錯乱する中、 生活するために亡くなったものとして新しい家族築くなんて多くあったんだろうな。 帰ってきたら、奥さんが自分の兄弟と再婚していた、なんて悲劇もあったようだし。 けれども、再婚した選択をした人も自分は責めることできないな..。 チョッちゃんの場合は、要さんとの再会を信じて、 東京に帰るため、行商となる! -- 来週で最終週という感じが全くせず、終わったら寂しくなるのかな。
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まさかの営業停止命令!営業許可を取っていなかったという失態。役所の言うこともまあもっともだな。 という訳で食堂中止して飯炊きへ…オバさんパワーに負けて警官は去る。そしてチョっちゃんにまた歌のオファー。 花嫁御寮。結婚式なのに切ない歌だな。要さんを思い出しトチってしまう。 チョっちゃん…再婚するの?断ったのか。待ちきれなくて再婚した夫婦も沢山いるだろうな。 東京戻るために行商する事にする。
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