このレビューはネタバレを含みます
#1
チープだがスピーディな展開でいい。
導入としてはいい感じでは。
続きが気になる。
#8まで見た。
役者陣が好きで
序盤は物語も楽しんでみていたのだが、
さすがに物語の構造に穴がありすぎる展開になってきて唸る。
敵のボスを拉致しても、
その敵側が牛耳っているアプリの指示に従ったら
命を投げ出しているようなものだろうに。
そもそも、敵側が牛耳っているアプリの効用で
敵のボスを拉致できる展開がおかしいのでは。
#10最終回みた。
意外性のない結末だった。
無生物が黒幕だと、視聴者も怒りのぶつけどころがなくなり
カタルシスがなくなってしまう悪い例。
ベタでも「身近な意外な人が黒幕だった」結末のほうが盛り上がったのでは。
#1では期待したのだがやはりどんどん話のリアルさがなくなっていってしまったのが残念。
闇バイトやAIは現実に脅威になっているのだから
うまく物語のパズルを組み上げればリアルな展開にできただろうに。
CODEと戦っているのに
CODEを使ってCODEの黒幕を追い詰めようとする時点で
もう手のひらの上なわけで、
なんの頭脳ゲームでもなくなってしまっているのがよくないのでは。
頭脳ゲームを得意としている他の作家だったら
どう描いただろうかと妄想。