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さらば、佳き日のカーネルのレビュー・感想・評価

さらば、佳き日(2023年製作のドラマ)
2.5
映画『ひだまりが聴こえる』と同じ原作者。いずれも原作は未読。
監督は『今はちょっとついてないだけ』の柴山健次と『最果てから徒歩5分』『いぶり暮らし』の祖山聡
ということで期待してました。


ドラマでは珍しいカメラアングルから入ってくれたのがちょっと嬉しかったな。
車のフロントガラスに積もるような桜の花びら。車を降りる足元。
外したメガネを通したアングルとか
丁寧で贅沢な感じがした。

が、しかし結果残念な作品。
ストーリーは単純でつまらないので、せめてエピソードごとのインパクトを大切にしてラストまでヒヤヒヤ、ドキドキさせて欲しかったです。ダレました。


原作の再現性がわからないのだけど………
台詞が稚拙な部分が多くて、芝居がチャチかったり………俳優たちがそんなにヘタだとも思えないのですが。回によってダメダメ感が違う気もするからはっきり言うと演出の問題?

ピアノを使った劇判がとても効果的で、ドラマ『ポルノグラファー 』を思い出させ、刹那的になりました。

MVPは伊藤あさひ。良い芝居するなぁ。
前からこんな上手かったか………!?
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