新進気鋭の映画監督・長谷部香(北川景子)は、新人脚本家・甲斐真尋(吉岡里帆)に映画の脚本の相談を持ち掛ける。その元となるのは、15年前、引きこもりの男性が高校生の妹を自宅で刺殺後、放火して両親も死に至らしめた『笹塚町一家殺害事件』。そして事件が起きた小さな町、笹塚町は真尋の生まれ故郷でもあった。判決も確定しているこの事件を、香はなぜ撮りたいのか。真尋はどう向き合うのか。事件を調べていくうちに、衝撃の真実にたどりつく......。 「連続ドラマW 湊かなえ『落日』」 WOWOWにて9月10日(日)午後10時 放送・配信スタート(全4話) 第1話無料放送【WOWOWプライム/WOWOW 4K】 無料トライアル実施中【WOWOWオンデマンド】
新進気鋭の映画監督・長谷部香(北川景子)は、同じ笹塚町出身の新人脚本家・甲斐真尋(吉岡里帆)に映画の脚本の相談を持ち掛ける。そのもととなるのは、15年前、引きこもりの男性・立石力輝斗(竹内涼真)が妹の沙良(久保史緒里)と両親を殺害した“笹塚町一家殺害事件”。判決も確定しているこの事件を、香はなぜ撮りたいのか? 真尋は事件とどう向き合うのか? 被害者の沙良と事件の裏には深い真実が隠されていた……。
「事件にはもっと深い真実が隠されている」――疑念を深めた香と真尋は笹塚町へ向かい、力輝斗の過去を解き明かしていく。香が幼い頃に同じアパートで励まし合った、虐待されていた子どもは沙良ではなく力輝斗だったのか? 隠された真実に向かう香と真尋は、それぞれに十字架を背負う“ある過去”を打ち明ける。そんな中、真尋は師事している有名脚本家の大畠凜子(黒木瞳)が真尋に代わって今回の映画の脚本を書くと知り……。
「私、人を殺したの」――香は、父と同級生の自殺という過去と向き合うために、最初の映画を作ったのだと告白する。真尋が抱える悲しい過去、“姉の死”に関して「知ることで前に進めるのではないか」と心をえぐる問いをぶつける香。動揺した真尋は香の元を去ってしまう。2人は再び一緒に映画の脚本を進められるのか? そんな中、真尋の姉・千穂(駒井蓮)が残した日記から事件の真相にも関わる衝撃の事実が発覚し……。
力輝斗と千穂が恋人同士だったという新たに判明した事実。香と真尋は「千穂も事件に関わっているかもしれない」と、2人が交わした手紙のありかを捜し求める。千穂の携帯電話に残されていた写真から、わずかな手掛かりを頼りにある場所へと向かう香。そんな中、ついに力輝斗からの手紙が香の元に届くが……。力輝斗はなぜ妹と両親を殺したのか? 過去と向き合い、事件の真相を追い求めた末にたどり着いた衝撃の真実とは――。