主人公は別々の人生を歩んできた、全く関わりをもたない3人の男女。聖夜にかけての1日の中で、3人の物語が同時並行で進んでいき、次第に交錯していく。
24時間を全11話で描くっていう設定は面白いなと思ったけど、間伸び感がすごくて耐えられなかった。発砲殺人事件を通して登場人物たちが繋がっていくのが面白みなのに、桔梗（中谷美紀）と時生（大沢たかお）に元々の繋がりがあるのはずるくない？勝呂寺誠司（二宮和也）の正体や、蜜谷（江口洋介）の狙いも、ここまでダラダラ描くなら予想外の結末かと思いきや、1話で想像した通りで…真礼（佐藤浩一）の使い方もこれでよかったのか？などなど疑問と不満が残る仕上がり。
みなとみらいでの大掛かりなロケや、時間の計算の緻密さとか丁寧な部分もあるのに本筋が稚拙すぎた。
