ソイングクの時代劇✨✨
ソイングクの顔は現代風だと思ってたけど、時代劇でも映えますね❣️
王子格好の彼も、鎧を付けてる時や王になった後もとてもカッコよかったです😍
王の観相に対する秘策が収められていると言われる本「龍眼秘書」からみると宣祖（イソンジェ、14代王）は君主の相ではないと断言した観相師のせいで、毎晩悪夢を見て悩んでいた宣祖。ドラマを見ると、たかが観相くらいでなんでそんなに気にするんだろうと思ったけど、歴史を調べると、宣祖は中宗（11代王）の7番目の息子德興君の3男とのことで、彼が生まれる瞬間には誰もこの子が王位に継ぐ子だと思わなかったに違いない王族だったんですよね。彼が王になれたのは明宗（13代王）が跡継ぎなしに若くして死んでしまったからで、普段から明宗とその王妃に可愛がられていた宣祖がが王になったそうです。思いがけない幸運から王になってしまったのだから正当な王ではないというコンプレックスがある中、それを観相師にも言われ、何か悪いことがあれば宣祖の相が王の相ではないからだと言われるから、コンプレックスがどんどん大きくなったようです。
観相的に王の相だという光海君（ソイングク）はそんな宣祖の息子の一人で小さいごろから宣祖に冷遇されながら育ちますが、賢くて聡明でいつも民を想って素晴らしかったです✨個人的に髭ない方がイケメンだと思ったけど、10代後半から30代まで演じるには髭なしでは難しいですもんね😅
彼と切ない恋をするヒロインが、特に前半全然可愛く見えなくて、王と王子両方から望まれる展開があまり納得いかなかったです。宣祖の相を補ってくれる観相だと言われるのが信じられないくらいいつも暗い顔して幸薄そうでしたし💦私の目には世子嬪役のキムヒジョンの方が透明感あって可愛かったです💕
豊臣秀吉の朝鮮出兵の話も出てきますが、なんとこの宣祖は民と首都を捨てて北へ逃げたそうで😳、こりゃ、観相やコンプレックスどころじゃなくて本当にこの人は王になってはいけなかった人だと自ら証明したように見えました。光海君が首都に一人残って民を守らなかったら、戦争の後王家は存在しなかったんじゃないですかね。民が光海君を慕うのを謀反だといって、光海君と一緒に戦った民間の英雄たちを宣祖が全員圧送し罪人扱いするのを見て、朝鮮の一番の敵は日本でも明でもなく、王の宣祖だと思ってしまいました。歴史上でも急死したそうですが、天罰が下ったんだと思います。
私はこの宣祖に相当イライラしながら見てたので、悪役のシンソンロクとかはむしろ可愛いと思うほどでした。敵なら戦えるけど、自国の王がこんなんだともう謀反でもしないとどうにもならないですよね😤朝鮮歴史に残る無能な王として名を残している宣祖について詳しく知れたドラマで、ソイングクもカッコいい💗ので、よかったら観てみてください。
