原作マンガが好きすぎるので非常に心配していたドラマ。蓋を開ければ原作の世界観を壊さずとても丁寧につくられていた。
それもそのはず、原作の芦原先生がかーなーり口出しをして作ったとのこと。原作を追い越すラスト数話はなんと芦原先生ご自身で脚本を書いている。これ凄く大変だったと思う。お互いが。制作サイドも先生もしんどすぎるのでは。ただ、先生は口出しが煙たがられるってわかってて、ファンのために作品を守るための覚悟を感じた。
1話からずっと、セリフのひとつひとつがマンガそのままの箇所が多くて驚いた。それが良くもあり、悪くもあるかな、とも正直思った。ドラマとしてはこじんまりおさまったというか。この原作が素晴らしいのは間違いないので、メディア化するならその意味を、原作プラスαの何かが欲しかった…と思うのは我儘な贅沢か。。原作レイプされなかったことをまず喜ぶべきか…。(芦原作品で言うと蘇る『PEACE』の悪夢)難しいね。。
主要キャスト4人が発表されたとき、正直「男性陣、微妙に違うくない!?」「てか全体的に役者的は粒揃いだがスター不在では!?」と思ってしまったところがある。アイコンみたいなスターって必要だったんだね…今まで文句言ってた作品たちに謝りたい。でもみんな良かったし、毎熊さんのこと凄く好きになったな〜。評判の木南田中さんよりめるる朱里こそぴったりに感じたかも。ありがとうめるる。
名言(名台詞)は大体マンガと被るけど、ドラマならではの名言でいうなら
「皆それぞれ自分の人生を生きるしかないんだから、誰かの人生にハマるなんて苦しいよ」
「案外自分で自分の気持ちなんてわかんないんだよ。コントロールできない。気持ちも感情も。今日大嫌いだった人が明日大好きになるかもしれない。みんな毎日変わってくる。明日何が起こるかなんてわからない。わくわくしない?無難な人生なんて僕は存在しないと思うけど」
あ〜ダラブッカたたきたい〜〜〜