このレビューはネタバレを含みます
ストーリーなどは面白くなりそうな素材を秘めているのに、シリアスでいきたいのか、コメディでいきたいのか、恋愛でいきたいのか、ものすごく中途半端になっている印象。
放送時間的に短編だとしても、その回の最後のオチをつけるための前提となる話の筋や演出も底が浅いために「え?なんでそうなるの?」とか、結局何が言いたいのかぼんやりしすぎている印象。
全体的な雰囲気に深みはないから、コメディ路線で振り切った方が面白かったと思う。
(狙っているであろう感動話の筋も、ありきたりに感じるので)
逆に吉岡里帆が1人、時にシリアス風な演技をして、皮肉にも若干浮く印象になっているので、吉岡里帆は、もっと硬派で本格派な作品が合うと感じた。