かなり好き嫌いが分かれる内容と思うけど、個人的には、この暗ささえ感じる緩い流れや、上手くいかないじれったい展開を含めて、むしろ逆に好きな部類に入るドラマ。笑
ツッコミどころも結構あるし、2歩進んで3歩下がるかのような展開や、2人が内気なのか一周回って自己中なのかわからないけど（例えば、傷つきたくないから別れるとか、好きになるまで待ってくれみたいな趣旨の発言などなど。笑）、それでも、このツッコミたい内容を含めて好きだなと。
パク・ウンビンさんはウヨンウで名前が知られる以前からファンだけど、物語に合わせた堅実な演技をする俳優という印象であり、昨今で持ち上げられるような天才的とは、この時も今も感じないな。
それは、このドラマやそれ以外を含めて、時に一定のパターンを感じたり、表現が静動含めて強調しすぎを感じたり、形式的には見栄え良い技術的な演技だけど、本質や心に迫るものが物足りない事があったり。
ただ、それが自分としては個性、魅力に感じていた。
ウヨンウで知名度が上がった事で、昨今のように、出演するドラマの評価まで、あまり内容吟味されずやたら高くなる以前の（←このような出演俳優によってのドラマの過大評価は日本にもあるし、本来はレベル高い韓国ドラマにもある傾向だなと思う）、
この地味ながらも、緩いドラマ時代が好きだったな。
