国営ラジオ放送しか聴くことが許されていなかったナチスドイツ政権下で、何らかの目的を持って短波放送を続ける盲目の少女と、彼女の放送を密かに生き甲斐としているドイツの通信兵の物語。
たぶん少女はフランス語であるべきで、青年はドイツ語であるべきなんだろうけど全編英語です。
少女側のストーリーには、とある理由から彼女の居場所を突き止めようとするドイツ兵も絡んで来ます。
なぜ毎晩砲撃を受ける街でひとり盲目の少女がラジオ放送を続けるのか…
リミテッドシリーズ、ということで、集中力を切らすことなく見ることができました。でもこの時代のストーリーって、本当に見てて辛い。「ヒトラーの忘れ物」のルイス・ホフマン、「西部戦線異常なし」のフェリックス・カマーラーなど、既視感ある軍服姿…ツライ。
分かりやすいプロパガンダと恐怖心を利用した統率。そんな時代に、自由な心を持ち続けることって本当に難しかっただろうな…
原作があるとのことですが、確かに本を読んでいるような気持ちになりました。
しかし、最近ほんとにうまく感想が書けん💦