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GTOリバイバルのt0k10のネタバレレビュー・内容・結末

GTOリバイバル(2024年製作のドラマ)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

窪塚洋介さんはやっぱりカッコ良かった。
村井役の池内さんも久々に見れて良かった。変わりなくて良かった。

チェーンソーのシーンは結構グッときたけど、そこに至るまでのシーンは薄ら寒かった。バディ役の女性教師も初対面から嫌悪感丸だしの態度になる理由がよくわからなかった(ウーバーのときにぶつかったというだけで?)こともあり、ただ性格が悪いだけの人に見えた。こんな人が担任だったら普通に嫌である。

鬼塚についてはもはや漫画版の記憶しかなくなってしまっており、こんな行動するか?という点が多かった。冴島も藤木直人さんではカッコ良すぎやろと思った。当時やられてたんでしたっけ?

ストーリー的には学校の職員側もいちYouTuberの言いなりになっている様がマジで?という驚き。
逆にリアルに今は鬼塚みたいな経歴の人は教師出来ないんだろうなと感じた。ドラマ放送時だとまだアリなのかと思えていたから時代の変化に驚いた。
犯人役の方は、眼鏡の有無でこんなに違うのかと驚いた。眼鏡ないとめっちゃ可愛かった。でも眼鏡がないときは友達役の方と一瞬見分けがつかないぐらい似てた。どちらも可愛かった。

長原?議員役の方は見た目が本当に気持ち悪かった。演技であの感じを出せているんだったら凄いと思う。

犯人が判明してから、私人逮捕系なのか炎上系なのかわからないけどあんなYouTubeで200万人集めても凄いと思えないし、視聴者が多いだけで賛同者が多いわけではないと思う。晒された皆も晒される前はあんなに怯えていたにも関わらず犯人が判明したらあっさり許してる意味がわからなかった。半グレのくだりもサッと済ましてしまってて要らないと思った。普通はあそこでガッツリと殺陣シーンじゃないの?別にガッツリも要らないけど、ちょっとだけ入れてるあたりに中途半端さを感じた。尺の都合なのか?

小さめの話を盛り込み過ぎてる上にメイン話もイマイチになっていてあまり良くなかった。読み切り漫画で詰め込み過ぎはよくないとジャンプの講評で度々書かれてることをしてしまっているような印象だった。
反町さんだけ良かったドラマだった。
POISONもBLUE ENCOUNTとあまり良い化学反応を感じられなかったので、反町さんだけで再録とかでも良かった気がした。
正直イントロのベース?はビヨンビヨンした音になってしまっててオリジナルの方が遥かに良いと思う。

まさかの反町GTOの新作が観れて良かったが期待値が高すぎたのかも知れない。現代の学校問題にどう立ち向かうのか非常に興味があったがあんまりリアルではない気がしたし、取り扱うネタも少しだけ古い気がした。
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