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不適切にもほどがある!のt0k10のネタバレレビュー・内容・結末

不適切にもほどがある!(2024年製作のドラマ)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

10話までって短かった気がした。

宮藤官九郎様今回も最高でした。本当にIWGPから衰えることなく毎回凄いです。クドカンマイ・ベストのタイガー&ドラゴンを超えたかも。

最終回に全てが込められてた。自分もこの時代の変化に悩まされている最中だったので一定の答えを示してもらえて救われた。
最後の最後はバック・トゥ・ザ・フューチャーっぽさもあって驚いた。
毎回「金くれ」の言い方が凄い良かった。

小川先生は地獄のオガワとか言われているが元々柔軟な考えを持っている人であり、令和への適応力も凄かった。だから昭和に戻って価値観をアップデートしてた描写が元々昭和丸だし感がなかったのでそこまで変化があったようには思えなかった。逆に令和で昭和感を学んだサカエさんの方が変化はあったと感じた。やはりどちらも一長一短あるんだと思った。

クドカン作品に音楽はつきものであり今回は私も大好きなCreepy Nuts。二人は昭和から戻れなかっただろうから令和まで生きてどうなったのか見たかった。
タイムパラドックスについては描かれてなかったが、未来は変わっていったのか気になった。あと2、3話はあっても良かったと思えた。
宮藤官九郎作品の中では割とあっさり終わってしまった感があって寂しかった。
でも今期至高のドラマだった。
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