かえるのエリー

侵入者たちの晩餐のかえるのエリーのレビュー・感想・評価

侵入者たちの晩餐(2024年製作のドラマ)
4.0
「ブラッシュアップライフ」ですっかりバカリズムの脚本に惚れた私。本作も期待して視聴。




以下ネタバレ感想




「パラサイト」+「ブラッシュアップライフ」
(これらのネタバレも含む)

開始1時間で、まだ半分しか経ってないけどどうなるんだろう。。。からの怒涛の展開に唸る。誰もいない部屋に忍び込んだはずの場所で見つけた新たな登場人物。それは映画「パラサイト」を思い出させたが、まさかストーカーまでいたとは(笑)

相変わらず女の日常会話を切り取ったセリフに感服。バカリズムの観察眼よ。今回も「ブラッシュ〜」同様、女3人集まれば、の姦しさ。あの会話はテンポが大事ゆえに、流石の女優陣だ。そして不倫は災いをもたらすのも同様だね。

意外だったのは、白石麻衣が前に見たドラマより上手くなっていた。

部屋を出る田中(菊池)が豚の置物を落としたときに何かあるとは思ったが、会社のキャラなのか〜で納得していた矢先の、まさかの錬金術! いやぁ〜、相変わらず隅々まで丁寧な脚本に、今後も期待しかない。