このレビューはネタバレを含みます
「君が心をくれたから」
月9の恋愛ドラマで、ここまで毎週鬱、救いがないような展開が起こるのは中々無いのでは?案の定毎話泣いた。
いつ大切な人と離れ離れになってしまうかは誰にも分からない。「伝えておけば良かった」と後悔しないように、1日1日を大切に、喜怒哀楽様々な感情をしっかりと伝え、生きていきたいと思えた。
「君が心をくれたから」というタイトルは
太陽君が雨ちゃんに対して心をあげたから、だと思っていたが(それも正解だが)
雨ちゃんが太陽君の為に心を捧げたから、その心を雨ちゃんに返すという意味も含まれている、二つの意味を持っている事を最終回にて知り、ここはとてもいいと思ったし、視覚が奪われ太陽君が上げた花火を見れなかった雨ちゃんだったが、最後「心」を取り戻し、赤い傘の花火を見る事が出来たのも本当に良かった。
雨ちゃんがお店をオープンさせて、雨を降らせ、赤い傘を差すところも。
正直1.2話で見るのを辞めようと思った。でも見続けてよかったと思う。
あまりにも毎週辛い展開で、最後もハッピーエンドじゃない終わり方だった為、自分が救われる感じがなく、評価は低め。
2人とも助かって幸せになる奇跡を信じていたのだが、甘かったようだ。
ただ、奇跡の3ヶ月間。お互いや自分自身と向き合い、懸命に生きる姿は輝いて見えた。
雨ちゃんの未来に幸あれ。