Miri

偽りの銃弾のMiriのレビュー・感想・評価

偽りの銃弾(2024年製作のドラマ)
3.4
年始にNetflixのトップに出てきての惰性で見始めた作品。最初はあまり期待せずに正直よくわからないことが多かったが、途中から面白くなってきて、最初で提示されていた伏線がどんどん回収されていくのがとても爽快でおもしろかった。
Harlan Coben原作の作品が結構多くて、徐々に見ていくのもありかもと感じた。(でも当たり外れは多そうな感じ)

イギリスが舞台ということだが、『Anatomy of a Scandal』という作品や『The Crown』における学生寮という閉鎖的空間におけるイジメやイギリス特有の階級の名残というのが大きく未だに残っているのかもと感じる。(まあ閉鎖的空間は宝塚やジャニーズ問題でも共通する点ではある。)

ドラマ冒頭に出てくる1996年の事件、ジョーの死、マヤの姉の死、刑事の体調不良、マヤの過去すべてが繋がっていくというとてもおもしろい作品だった。正直最後主人公の選択は果たして正しかったのかという疑問は残らなくはないし、最初が少しつまらないかもしれないが総合的には良かったのではないかと感じる。
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