Miri

One Day/ワン・デイのMiriのネタバレレビュー・内容・結末

One Day/ワン・デイ(2024年製作のドラマ)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

David Nichollsの小説が原作となったリミテッドシリーズ。
2012年にアン・ハサウェイが主演で映画化もされている。映画バージョンももちろんいいのだが、ドラマバージョンは1話1年ということでEmmaとDexの2人の会話が印象的で2人の関係性や彼らのそれぞれの人生、彼らを支えている人たちについても丁寧に描かれているという印象。
恋愛関係にならな(なれな)くても、相手を大切に思い続けることがいかに尊いことかを感じた。また私がある人に感じる、今後その人と自分の人生は交わらない可能性が高い人(仲良くはし続けるとは思うけど)に対して感じる、幸せになってほしいみたいな想いを2人から感じて少し肯定された気持ちになった。DexとEmmaは一年に一度交差し、人生におけるタイミングが合ったのが一緒になるタイミングだったんだろうなと感じた。
あの最終回の演出は、自分が誰か大切な人をいきなりこの世から失う喪失感を体感する感じで、結構落ち込んだ。この世に本当にいないんだっていうのがすごく感じられた。(最近祖父を亡くしたことも影響している気がする)でも最後まで見届けてよかった。
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