ひかる

沈黙の艦隊 シーズン 1 ~東京湾大海戦~のひかるのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

海江田艦長がとてつもなく優秀

潜水艦を操ることも戦術も
政治センスも全てがパーフェクト

トマホークミサイルに
チャフ(電波欺瞞紙(でんぱぎまんし))が
仕込まれていたり
ある時は
あえて爆発しないようにしたり
(敵艦の上でミサイルが跳ねた時はビックリした)
海江田さんは人をアヤメルことなく
ことを成してゆく

それに比べて
敵艦の艦長…
明らかに日本の領海だというのに
海自にまでミサイル撃ってくるし
艦も人も沈める気が満々で…
ちょっと待ってよ!と叫びたくなった

いや…
敵にも心ある艦長はいたし
そのことが救いでもあった

終盤
「やまと」の盾となって被弾した「たつなみ」が
自力での航行が不可能となり沈みゆくのを
海江田さんが危険を承知で救助に向かってくれて
それでこそ海江田さん!
それでこそ大和魂!
と感じた

海江田さんは心から平和を望んでいる
チカラあるものが
世界をねじ伏せるような世界ではなく

この宇宙を旅する
地球という一つの名の艦に乗る
同胞として
ともに生きるために

彼が操る艦は広大な海の中を
ゆったりと静かに優雅に泳ぐ鯨のように
進んでゆく

ストーリーの中で流れるクラッシック音楽が
最高に場面を盛り上げてくれるし
本当に素晴らしい作品だった

総理の決断も素晴らしかった

続きがみたい(ง •̀_•́)ง

海江田さんの
「俺だって人間だ」
と言うセリフが今もずっと心に響いている
ひかる

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