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セックス・アンド・ザ・シティ シーズン6のNMのレビュー・感想・評価

3.8
最近の動きの随分前に、
女性の自己表現や権利の獲得を描いた
先駆的なドラマだった。
日本にも少なからず影響を与え
数年を経ていま世の中に表出しつつある。

時代は変わり、
数年後、シンシアが
市長選に立候補するとは、
まさにドラマ以上にドラマティック。

実物のシンシアを見ても
あまり役とキャラの差がなく、
自然体で演技していたことが分かった。

今観たらきっと、
単なる色恋のゴタゴタのみならず、
様々な世の中に対するメッセージを
読み取れると思う。

恋愛と仕事の両立、
他人の結婚のご祝儀半強要的システムや、
育児分担、主夫、
毛皮反対運動や、
異宗教間の結婚、
辛い恋の末に幸せな結婚、
幸せな恋の末に非婚の選択、
などなど、
日本よりも数段進んだ価値観で
溢れていた。

楽しく観てしまったが、
もしかしたらキャリーの恋愛よりも、
様々な深いメッセージの方が真意だったのか
とさえ思う。
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