主人公はトレンチコートと中折れ帽がトレードマークの男、ジェームス本郷。 外見はスキがなく余裕がありそうなのに、頭の中ではくだらない事を考えては独り相撲を繰り返す。 「見た目とのギャップ」と「人間臭い思考のプロセス」―― 一度ハマると抜け出せないコメディの傑作!
「震えるバー」 バーで知り合った美女の歯にピーナツの皮が!恥をかかせず気づかせようとするが、予想だにしない結末に…。 「悪魔と罪滅ぼし」 たまたま拾った「単三電池」を捨てた途端、清掃員の女性に目を付けられる。誤解を解こうと意地になるが…。
「マスクの女(ひと)」 学生時代に通っていた喫茶店にマスクをした同級生らしき女性が。記憶を頼りに推理を始めるが…。 「常連と店」 初めて入る中華料理屋。悪目立ちしないよう注文のチャンスを見計らっているうちに…。
「かっこいいカツカレー」 カレーライスのルーは右か左か?カツがのって一層ややこしくなったカレーの食べ方にこだわった末…。 「戻れない扉」 トイレから出てくると、元居た部屋がどこかわからず迷ってしまう。無機質なオフィスビルで孤独な戦いの幕が開く。
「歯痛の酒」 歯科衛生士の女性とバーで過ごしていると、突然ズキンと奥歯に痛みが!ピンチを乗り越えようと足掻いた挙句…。 「噂の関係図」 オフィスビルの休憩スペースで聞こえてきたのは女子社員のうわさ話。登場人物を関係図にすると…。
「仮眠の狼」 ホテルで仮眠をとるつもりで目を閉じたのに、次から次へと災難に見舞われて…。 「手を貸した男」 クライアントと待ち合わせをしていた公園で、立て看板の作業を手伝う羽目に。立ち去ろうとタイミングを図るが…。
「失われたときに悶えて」 今、何をしようとしていたのか。目につくモノや匂いをヒントに、遂に思い出した用件は…。 「闖入者(ちんにゅうしゃ)」 宿泊先のホテルで本郷に襲いかかったのは「蚊」。果てしなき攻防戦のおかげて、命を救われることに!?
原作未読。まだ1話のみだが面白すぎて驚いたw心の声楽しすぎる。寒すぎるバーとかめちゃくちゃ共感。昔、真夏の薄着の日に入ったフレンチレストランでクーラーガンガンの上に冷製スープ出てきた時の絶望…
「かっこいいスキヤキ」(泉昌之/扶桑社刊)は、人気シリーズ「孤独のグルメ」の原点と言われる“伝説の漫画”である。主人公はトレンチコートと中折れ帽がトレードマークの男、ジェームス本郷。外見はスキがなく…
(C) 連続ドラマ「かっこいいスキヤキ製作委員会」