家政婦設定、大好物で、とりあえずつい観ちゃうんですよね😊
関水渚さん演じる奇妙な雰囲気を出しまくりの家政婦黒見が、金持ち家族に入り込み、理想の家族を作るべくなんでもやっちゃうの系のお話でした。
黒見の話し方のイントネーションに特徴を作り、また、関水さんの体格が小柄で少し可愛いらしいのが、陰質さを更に感じるキャラクターとなってました。
本作では、黒見がお使いする灰原家の奥様の翠役を演じてた藤原紀香さんが、毎回楽しみでした。
昔の大映テレビとまではいかずとものクサイ演じ方、紀香様としては舞台の演じ方よりかな、今時はこれがびっくりですが味となり、面白かったりします😄
また、昔から見慣れてる紀香様だから、また良いのです!
でも、黒見と家族の中で対立する灰原家の息子の千翠役の阿久津仁愛さんの一本調子のマンネリ的なお芝居は、ちょっと観るに耐えない感じだったので、途中挫折になりかけましたけど、紀香様と家政婦設定に助けられて、なんとか最終話まで観れました(⌒-⌒; )
阿久津さんの最終話にかけてよりおかしくなる様は、各話そうでしたが、演技が伴って無いのが丸露見してましたね。目を見張ったり、強い表現ばかりしか技がないのは、致命的です😣
監督は何をしていたのでしょうかね。
全話通し黒見と対立する出番の多い重要な役だし、これでは千翠役はただの頭のいかれた殺人者にしかならない。この役の思いのかけらも伝わらない。悪役だったとしても、その役の思いを伝えて欲しいものです。
演技はセリフだけの表現ではありません。
あとね、最終話に血だらけの息子と血だらけの実父が相対しますが、このシーンだけは、この父にしてこの息子あ有りと、ちょっとクスッとし なってしまった😆
まあ、紀香様堪能作品としては楽しめましたがね😝