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悪魔が来りて笛を吹く
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『悪魔が来りて笛を吹く』に投稿された感想・評価

3.6
0
引き続きのNHK制作の金田一耕助シリーズ。
気づいたのは、自分は制作順の逆から見ており、吉岡秀隆の金田一耕助は本作が最初だったという事。

ファンの方には申し訳ないが、自分は吉岡秀隆の目をギョロッと見開く演技や滑舌の悪い喋り方が苦手で好んで彼が主演の作品を見ることは無いのだが、「犬神家の一族」「八つ墓村」は、他のキャスト陣がメインで描かれておりそこまで気にはならなかった。

が、第一作の本作に関しては、やはり、吉岡版の金田一耕助像のお披露目でもあるので、彼が中心になって物語が展開していくので否が応でも独特のクセが目立つ。終盤の事件の真相解明シーンとか特に・・。

ちょっと頼りない新たな金田一耕助像は有っても良いと思うが、やはり、自分は吉岡秀隆という俳優さんが苦手なんだなあとつくづく痛感。

但し、物語の見せ方自体は、横溝正史の原作物でも特に複雑な人間関係が入り組む部分をなるべく視聴者が分かりやすい脚本構成となっており質が高い。

また、おそらく人間として犯してはならない最も大きなタブーに触れた原作のテーマを描写自体は控えめながらも堂々と描き切ったNHKには拍手。

元華族の一族が住む豪邸や様々なロケ&セットも見事。

映像化されやすい他の横溝正史原作物でも、本作だけはキャスティングだけでは簡単に真犯人が誰だか分からない内容で、それだけ演じる役者の技量が試されるものだが、この映像化作品での犯人役の演技は、演出のせいもかるのか少々大げさな感じがした。

また、原作から大幅に脚本での変更が見られ、とある重要人物が登場しないし、犯人の意図や性格も大きく変わった作りとなってしまっているのでその哀れな生い立ちが明らかになってもやや同情しがたい。

西田敏行が金田一を演じた東映版のような哀愁漂うエンディングも無く少しインパクトには欠けるかな。
プレミアムドラマ金田一耕助シリーズ第ニ弾。金田一耕助が長谷川博己から吉岡秀隆に変更。旧貴族の因縁と没落を描く。横溝正史って田舎の磯川警部が出てくる話に傑作が多いのですが、本作は都会の等々力警部が出てくる話になります。

前作はマリリン・マンソンのキリングストレンジャーを大胆に使用しインパクトありましたが、本作はポーティスヘッドのcowboysからはじまりいきなり不気味な横溝正史ワールドに入っていきます。
相棒の「お!暇か?」の課長、相棒以外の役で新鮮。あと横溝正史作品に山村紅葉が出てくるのも珍しいのでは?本作に出てくる女性はみんなひと癖あってただならぬ雰囲気ですね。事件も知れば知るほど救いのない話なんですけど、志田未来と吉岡秀隆の純心さに少しだけ救われますね。市川崑や石坂浩二は金田一耕助は天使であり傍観者という解釈があるんだそうですが、吉岡秀隆も金田一耕助をよく理解して演じているよう感じました。
ヤクザじゃなくても女性が戦争行く愛人の為に小指を切り落として渡すなんて事があったんですね…驚き!
あとは筒井真理子ね、「ひとよ」でも好演してましたがエロ怪しいおばさん、最高です。いい仕事してますね。最後に全部持ってちゃいました。
tak
3.5
2
「犬神家の一族」で吉岡秀隆の金田一耕助がちょっと気に入った。2018年の本作をタイミングよく再放送してくれたのは嬉しい限り。これ見逃していたし、原作も読んだことないし、西田敏行が金田一耕助を演じた映画版も観ていないのだ。恥ずかしながら、ストーリーに触れるのは今回が初めて。

うっわー…😨
こんな話だったのか。

華族制度が終わろうとしている頃。モンタージュ写真で残虐な事件の犯人とされた元子爵が自殺。何故死を選ばねばならなかったのか、娘が真相に迫ろうと金田一耕助に助けを求める。怪しげな人間関係から忌まわしい過去が見えてくる。

派手な殺害現場やトリックが出てくる訳ではない。確かに前半には密室殺人こそ出てくるけれど、それは一つのエピソードにすぎない。今起きている出来事を解き明かすだけでなく、過去にいったい何があったのかを紐解く謎解きが、本当のクライマックスになっている。他の作品とは違って犯人が解き明かされてからが見ものになっているのが面白い。

吉岡秀隆の金田一耕助を見るのは「犬神家」に続いて2回目。解決してから思い悩んだり、相手を気遣う優しさは好印象。倍賞美津子の大家さんがいい存在。

それにしても後味悪い。ラストの筒井真理子がめちゃくちゃ怖かった…😰。それだけうまい役者だと再認識。倉科カナのはすっぱな役柄、予想外によかった。