エピソード11
最終話

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あらすじ
連続殺人事件で逮捕された野村翔(北代高士)の供述から、すべての犯行が久慈幹二(池内万作)の指示によるものと判明。一連のサイバーテロの背後に久慈がいるとみてDICTは捜査を進める。清水紗枝(黒島結菜)は、桐谷杏子(板谷由夏)の娘・カナ(白本彩奈)誘拐事件での脅迫電話の発信源を特定。声の主が久慈で、都内にいることを突き止めた。しかし、名前も顔も判明している久慈の足取りがなかなかつかめず、山内徹(横山裕)、南方睦郎(一ノ瀬颯)、掛川啓(金田哲)らは不安を募らせる。二宮奈美(沢口靖子)は「どんな人間も情報を完全には消せない。必ず私たちで見つけよう」と鼓舞する。
奈美は首相官邸で杏子に捜査状況を報告。杏子はカナが拘束されているとみられるレンガラ民主共和国に対し協力を要請していたが、返答は得られていない。佐生新次郎(安田顕)は、インターポールでさえレンガラには踏み込めず、隣国のタイも協力に消極的だと説明。誘拐が事実と断定できれば救出チームを派遣できるが状況は膠着していた。
そんな折、杏子に誘拐犯から連絡が入る。犯人は二日後にタイで開かれる首脳会談で“日本からレンガラへの50兆円の無償援助”を発表するよう要求し、「言及しなければ娘を殺す」と杏子を脅迫した。軍事独裁政権であるレンガラへの援助は、日本が国際社会から孤立することを意味している。首脳会談までに久慈を捕えられて、カナを救出するしか道はない中、DICTが総力戦で動き出す。