警視庁内で大きな人事異動があり、長嶋秀夫(北大路欣也)が特殊犯罪捜査対策室に異動となったことから、所轄にいた桜木泉(上戸彩)は長嶋の下に呼び戻された。それと同時に特命のメンバーも新たな部署への異動があり、それぞれに新しい部署で悪戦苦闘していた。桜木とコンビを組まされることになったのは高い知識と経験、能力を兼ね備えた瀧河巡査部長(桐谷健太)。瀧河は桜木とのコンビに納得がいっていないながらも、厳しく桜木を指導する。 そんなある日、不審な死亡事故が連続して起こった。遺族から所轄に事故を調べ直してほしいという依頼が続き、捜査会議がとり行われたのだ。いずれの事故も、さまざまな企業のそれぞれの商品の欠陥が引き起こした死亡事故とされるものだった。しかし、どの事故も死亡事故が一定期間連続して起こり、その後ピタリと止まってしまうという不思議な点や、どの被害者も確実に死んでいるという点から作為的なモノが働いていると高峰涼子(山口紗弥加)は推測し、「連続企業恐喝」の可能性が疑われた。そしてこのまま行けば、再び新たな事件が起きると推測され・・・。
実際に2009年11月1日に警視庁内に新設されたばかりの「特命捜査対策室」を連続ドラマとして初めて舞台に設定し、未解決事件の真相を追究していく1話完結型のドラマ
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