身代わり花嫁の恋愛事情(2024年製作のドラマ)
偷得将军半日闲/The Substitute Princess's Love
あらすじ
丞相(じょうしょう)の婚外子の瀋可矣(シェン・コーイー)は、腹違いの姉の身代わりに、戦死した救国の英雄晋(しん)王、聞夜(ウエンイェ)の王妃となった。いわば位牌(いはい)との婚姻である。背後には、栄達を願う丞相夫妻の陰謀があった。可矣は乳母との路上生活から抜け出るために、この婚姻を受け入れたのだ。ところが晋王の戦死は誤報で、晋王は凱旋(がいせん)途中に襲撃を受けたものの、難を逃れ、ひそかに帰国していた。
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殉葬を免れた可矣は、丞相夫人が晋王府に派遣した侍女の辛姑姑(シングーグー)から、聞夜が身に付けている玉牌(ぎょくはい)を盗めば、乳母を解放してやると唆される。しかし、軍糧の紛失、凱旋途中の襲撃などの黒幕が丞相だと知った聞夜に、晋王府から追い出されてしまう。
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聞夜と可矣は、共に皇帝から褒美を賜る。聞夜はやむなく可矣を星月(シンユエ)閣に住まわせたが、自分の住む上林(シャンリン)閣には近づくなと命じる。聞夜に気に入られようと可矣は知恵を絞り、丞相の娘の狙いを探ろうと、聞夜は可矣の行動に目を光らせる。
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「理想の女性になって恩返しする」と、可矣は聞夜に誓う。自分は叔父だと聞夜が逃げると、では「恋人になるしかない」と言う。あまりにも率直な可矣に魅了され、翻弄される聞夜。そのころ、星月閣は既に瀋夫人の侍女辛姑姑に牛耳られ、可矣はひそかに毒を盛られていた。
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丞相と意を通じた良(リアン)国の密偵は唐(タン)氏の鮮魚店に潜み、聞夜の命を狙っていた。玉牌を盗むのは難しいと思った可矣は、乳母を救うには偽の玉牌を作るしかないと、嫁入り時の宝石類を持ち出そうとするが、辛姑姑に泥棒呼ばわりされたうえ、暴行を受ける。
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可矣の進言で処罰を免れた易(イー)執事は、可矣に忠誠を誓う。星月閣の運営にも注意を払い、王府の裏庭はすっかり明るくなった。聞夜は邪心のない可矣の振る舞いに心を開き始め、聞夜の姉は可矣のよき理解者だった。可矣が玉牌を持っていると知った瀋夫人は、可矣を殺して玉牌を手に入れようと計画する。
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聞夜と可矣は祭りに出かける。店主が留守の屋台を見つけると、可矣は自分でお麩(ふ)の肉だんごを作って客を集め、戻ってきた店主に労賃をもらった。そんな姿を聞夜は優しく見守る。王宮の宴会に向かう聞夜と別れ、1人で祭りを楽しんでいた可矣は、瀋夫人の策略に落ち馬車に乗せられるが…
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山賊の若頭周魚(ジョウ・ユー)たちは、馬車を襲って可矣を奪うと栖雨(シーユー)村に立て籠もる。それを知った瀋夫人は兵を送り、可矣を殺して玉牌を奪い、山賊に罪をなすりつけようと計画する。可矣は周魚と親しくなり、彼が持っていた飾りから、乳母が既に亡くなっていたことを知る。
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聞夜は虎躍(フーユエ)軍を率いて栖雨村に乗り込むが、山賊たちが脱出したあとだった。しかし、祭りで可矣が買い求めた飾りを発見する。可矣と周魚は、周魚の父親が率いる山賊一味と合流するが、瀋夫人が送った兵の襲撃を受ける。多勢に無勢、あわやのところで聞夜に救われる。可矣はこれまでの自分のウソを聞夜にわびる。
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自分の罪をわびる可矣に、どう対応したらいいか分からず戸惑う聞夜。それが愛だとも聞夜は気付かず、また、聞夜の戸惑いが自分への愛のためだと可矣も気付かない。可矣がしたためた離婚状に気付いた聞夜は、強引に可矣を晋王府に連れていくと、易執事に外に出すなと命じる。聞夜は瀋夫人の所業を調べ、反撃に出る。
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聞夜は着飾った可矣を連れ、兵を率いて瀋府に乗り込む。王妃が以前里帰りをした際、先皇から頂いた玉牌を忘れていったようだ。ついては、その玉牌を返してもらいたい。割れた玉牌を夫人の部屋で見つけると、その罰として夫人を杖刑(じょうけい)に処した。晋王府に帰ると、2人は屋根の上で杯を交わし、わだかまりを解く。
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瀋夫人に殺された可矣の乳母の冥福を祈り、聞夜は位牌を作り、寺に供養を依頼する。可矣は聞夜の妻として生きることを決意し、周魚にも別れを告げる。王府はすっかり明るくなった。何よりも、可矣の存在そのものが全てを変えた。可矣の指導で、易執事をはじめ南(ナン)護衛や使用人たちが健康を維持しようと八段錦(はちだんきん)を始めた。
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聞夜は皇帝から雀州(チュエジョウ)に軍事本営を建設する許可を得ていた。雀州に物資を運ぶには、天河寨(ティアンホージャイ)の支配する地域を通過しなければならない。天河寨を掌中に入れ、聞夜の命を狙おうとする良(リアン)国の密偵たちは、山賊の大頭である周魚の父親を死に追いやり、可矣や姉の雲瑛(ユンイン)を引き連れて菊の名所である昆霊(クンリン)湖に遊覧に出かけた聞夜を襲う。
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聞夜の受けた傷も浅く、矢を受けた雲瑛も万(ワン)護衛の献身的な看病で快方に向かう。聞夜が軍務で不在中、可矣は聞夜の養母とも言える皇太后に気に入られようと、阿桃(アータオ)1人を連れて、皇宮に向かう。皇太后に晋王の側妃(そくひ)を勧められるが断ったため、頬打ちの罰を受け、落胆して王府に戻る。
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聞夜の地位の安定を望む皇太后は、瀋家の娘である可矣が王妃であることに不安を覚え、聞夜と可矣の婚姻の無効を皇帝に願う。皇帝の指示で、尋問のため可矣は大理(ダーリー)寺に連行され、聞夜も手が出せない。丞相は瀋家の存亡の危機と思い、全てが可矣の計略だったと、皇帝に奏上する。可矣は大理寺の役人から自白を強いる拷問を受ける。
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可矣の姉にあたる霊霊(リンリン)は、家名のために犠牲を強いる丞相の仕打ちを恨み、丞相の陰謀の証拠を聞夜に提供する。丞相は自らの保身のために、瀋夫人に全ての罪をかぶせ、夫人を殺害し、皇帝に許しを請う。可矣は縛を解かれ、聞夜は可矣を晋王府に連れ帰る。大みそかの夜、王府はお祭りのような騒ぎで新年を迎えた。
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聞夜に良国の王女との婚姻の聖旨が下る。聞夜は可矣に知らせることができず、思い悩んでいたが、可矣は偶然、聖旨を目にし、ショックで気を失う。太医に診せると、懐妊3か月だと言う。聞夜の弟、賢(シア)王は、兄に言う。その子を産んではなりません。瀋家の娘との婚姻も、今また良国の王女との婚姻も、皇帝の考えは明らかです。
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可矣とおなかの子供をいたわって聞夜は可矣に禁足を命じるが、彼女には聞夜の意図が分からない。何か不興を買ったのではと思い悩む。聞夜に婚姻を申し入れた良国の王女は庶子で、南燭閣(ナンジューゴー)の頭となって聞夜の命を狙った密偵、左霜之(ズオ・ジュアンジー)だった。聞夜は体調の不良を理由に欠席したが、左霜之は一人で式を強行し、婚姻が成立する。
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左霜之から可矣の懐妊を知らされた皇太后は、易執事を呼ぶと、可矣の出産を阻止するよう命じる。聞夜は左霜之と良国の使節団に疑いを持ち、調査を始め、良国から使節団が来た形跡がないこと、使節団が現れてから南燭閣の動きが消えたことに気付く。和親を口実に婚姻を申し入れたのは南燭閣を助けるためか。
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左霜之は聞夜の気をひこうとして、南燭閣に脅されたと偽りの告白をし、彼らの宿泊先を打ち明ける。左霜之を愛する唐堤(タン・ティー)は聞夜の矢を受け、命を落とす。唐堤を犠牲にした左霜之の策略も、聞夜の冷たい心は動かせない。左霜之は、可矣に毒を盛ることをためらう易執事に気付くと、自ら可矣に毒を盛り、易執事を絞殺する。
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聞夜は皇太后に問う。執事を殺し、妻を追い出した。全てはあなたのご意向ですか。皇太后は答える。国のため、あなたの無事のため。周魚は体の弱った可矣を都城の外れにかくまい、可矣の離縁状を聞夜に渡す。聞夜はようやく知った。命を救い、強くなれと短剣を与えたあの少女が執事を殺し、やっと手にした家族を奪うとは…
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婚家の祠堂(しどう)に籠もり体の弱った雲瑛改め雲卿(ユンチン)の回復は遅く、万護衛は寝ずに看病し続けた。雲卿が王府に帰ったと知った可矣は、ひそかに王府に忍び込み義姉を見舞う。可矣が来たことに気付いた聞夜は、慌てて王府の中を捜し回るが見つからない。桜の舞う春の夜のことだった。辺境の北方遊牧民の侵略を受け、討伐の声が宮中に挙がった。
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聞夜率いる遠征軍は緒戦に大勝利を挙げる。その知らせを聞いて、雲卿は約束どおり万護衛と結婚する。だが、病に冒された雲卿は、婚礼の舞を舞いながら命を落とす。皇帝は丞相のざん言を聞き入れ、北方遊牧民を平定した聞夜にあと3年、辺境にとどまるよう聖旨を下す。周魚は戦場における聞夜の力に畏敬の念を覚えるのだった。
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良国の王女が南燭閣の頭、左霜之であることを聞夜は知る。そこに、左霜之が逃げたとの知らせと、可矣に会いたければ来いという彼女の血書が届く。止めようとする武将たち。ただ1人周魚だけが都城への帰還を勧める。聞夜は周魚に後を託し、単騎で都城に向かう。周魚は、可矣からの手紙で、彼女がいまだに聞夜を愛していることを知っていた。聖旨に逆らった聞夜の運命は、そして可矣の命は…
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