Sr.とJr.の親子間の愛情とユーモアが伝わってきて良かったし、さらにJr.からその息子にも受け継がれている感じがして良かった。
個人的には両親が徐々に歳をとってきて、いずれその時が来るだろうと感>>続きを読む
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シルヴィアにとってズワーニに読ませたあの文章が彼女自身の信念でもあったから、通訳という"囁き"で自分の大切なものを守ろうとしていたのかな。にもかかわらず相手に銃を向けてしまったところまでシルヴィアと>>続きを読む
一言で言えばコンピュータプログラムの擬人化。さすがに根幹となるコンピュータの描写にめちゃくちゃ時代を感じるけれど、当時はこれが最先端に見えたのだろうか。CGは一周回って新鮮に思える(笑)
これは私>>続きを読む
ストーリーは最低限伝わってくるけれど何が言いたいのかはよく分からなかった。分からなかったが、ED曲の歌詞にもなっている「目覚めたければ眠れ」がキーワードのように思う。このよく分からないまま進んでいく>>続きを読む
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最初から最後までずっっっと面白くてトッポかと思った。見ながら、こんなにドキドキする展開なのにまだ1/3しか進んでない?! といちいち驚く。
阿久津(小栗旬)の関西弁があんまりネイティブっぽくないな>>続きを読む
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ディオールのドレスを一目見て心奪われたイギリスの貧しい掃除婦が、パリへドレスを買いに行く話。自分の母親のことを考えながら見た。夢見がちなところが大分ミセス・ハリスのような感じなので……。こんな風に都>>続きを読む
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愛する妻に先立たれたオットーは自殺を試みるが、近所に引っ越してきた夫婦を皮切りに、都度タイミング悪く邪魔が入り……。さすがにこれは間の悪さが誇張されているけれど、死のう死のうとぐるぐる考えているうち>>続きを読む
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最後まで見て実話ベースの映画だと気づいて驚いた。完全なフィクションでなら犯罪者が捜査協力する話を見たことはあるけれど、実際にもあるのだと思うとびっくり。
追われる犯罪者が主人公だと「悪いことをした>>続きを読む
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一人の将校が思いついたトンデモ陰謀論がきっかけで、世界が破滅へと突き進むブラックコメディ。陰謀論者の解像度高いなぁと思って具合悪くなりながら見た。
政府の高官たちはどうにかして世界の滅亡を回避しよ>>続きを読む
最近見た映画だと『サイコ リバース』もそうだったけれど、これも家そのものが彼女の心の比喩であり、倉庫は心の一番深くなのだと思う。そこに泥まみれの靴でズケズケと上がり込んでくる男の鬱陶しさよ。プライバ>>続きを読む
ノーラン監督作品としてはタイムラインがさほど複雑でなくエンタメ性も強めなので広くおすすめしやすいと思う。
尾行するシーンは『フォロウィング』のようであり、アンジャーがボーデンを恨む様は『オッペンハ>>続きを読む
あらすじから抱いていた印象ほど家族仲が悪くはなかった。現代のマリオンが出ていったのも結局「私が悲しいのは私のせい」でネリーや夫や死んだ母親のせいではないからだろう。しみじみ好きな映画だなと思った。短>>続きを読む
猫についてさほど詳しくないので知らない話ばかりで非常に面白かった。ただでさえ可愛い猫ちゃんをプロが可愛く撮影しているのでずっとニヤけてしまう。
サンホラーとしては魔女狩りで猫が殺されたから黒死病が>>続きを読む
渋いおじさん二人がそれぞれ刑事と犯罪者のボスとして戦う。家族にも分からないような彼らだけの絆が魅力的。
heatには刑事という意味があるらしく、劇中のセリフにも出てくる。ニール・マッコーリーは実在>>続きを読む
『キングスマン』のあらすじを読んで興味を持った人の中には一定数、本作のような渋いのを想像する人がいるんじゃないかと思った。私のことだが。あちらと違って派手なアクションではなく、殺し合いも地に足のつい>>続きを読む
ロシア辺境の村のドキュメンタリー。寒々しい景色ながらも空気の清々しさを感じる。「私は気に入ってるけどおすすめはしません」といったことが繰り返し語られて皆正直だなと思った。
『オッペンハイマー』を鑑賞後、副教材的に視聴。時間軸を頻繁に移動する造りが似ていることもあって、違う映画だけれどシリーズもののような感覚で見ることができた。かなり多くの場面でアインシュタインが生きた>>続きを読む
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日本向けにDVD化されていないので視聴のハードルが高そう……と思っていたらVideoMarketが配信してくれていた。ありがたい。
役者本人が若くてそういう雰囲気を醸し出していたのか、単に与えられ>>続きを読む
見ながら肉を食べられるくらいにはフィクションだと割り切れたけれど、撮影現場で食べているのは豚肉であろうことがわかっていても食人の話題となるとうっすら嫌悪感がある。本能による忌避感だろうか。
食人と>>続きを読む
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過激派プロテスタントとカトリックの対立に巻き込まれるベルファストの一家を描いた物語。
夫婦喧嘩はあったものの、おじいちゃんおばあちゃんも含めみんな誠実で良い家族だと思う。家族の誰も最悪の事態にはな>>続きを読む
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ある程度オッペンハイマー周りの人間関係を予習していったおかげで9割くらい話についていけた。それにしても3時間もあるのに緊張感を保ちながら飽きずに見続けられたことにまず驚いた。私はIMAXで見たが、ト>>続きを読む
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おすすめされて視聴した。もうちょっとシリアスな映画かと思ってたらコメディ要素が多くて完全にエンタメ寄りの映画だった。気軽に楽しむアクションエンターテイメントとしてはきちんとまとまっていて、万人受けし>>続きを読む
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キリアン・マーフィの出演する映画を見続けて23作品目。タイプキャストを好まないとのことで出る作品ごとにイメージが違うから「役者ってすごいなぁ」と思ってはいたけれど、ここにきてまた彼の演技力で腰が抜け>>続きを読む
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ジャケットの優しい(ちょっと切ない)雰囲気から想像できないくらい重たい話だった。世の中に悲しい物語は少なくないが、その中でも心が痛むランキングではかなりいい線いくと思う。スカンクのあのラストがなけれ>>続きを読む
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原作を読んだことがないまま鑑賞。
前半は老人がひたすら綱引っぱってるだけなのに意外にも緊張感が途切れることなく楽しめた。カジキとの戦いが腕相撲に喩えられているがまさに我慢比べ。後半は打って変わって>>続きを読む
フックがかなり良い。あらすじもろくに読まずに軽い気持ちで見ようとしたらギョッとした。そして冒頭のシーンは揺れる通勤電車で立ったまま見たので、登場人物の視点を疑似体験しているようで怖かった。時間のある>>続きを読む
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ギャングの取引に居合わせたうちの二人が私怨で一触即発……からの我慢できずに発砲。仲間を巻き込んで乱戦に発展。大金を持ち逃げするのは誰か?
この単純なストーリーで、映像の大半はひたすら廃工場での銃撃>>続きを読む
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コッブが話し始めた途端いかにもロクデナシで、少しくらい良いところがあるかと思っていたら最後までず〜〜〜〜〜っとロクデナシ。無情。ビルが最後にコッブにハメられたのだと気づく瞬間私も絶望した。
当たり>>続きを読む
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別の映画で真田広之を見て格好良かったのでこちらも見ることにしたらやはり真田広之が笑っちゃうくらい格好良かった。噂によるとトム・クルーズが霞むから真田広之の出番がカットされたらしいがこれは仕方がない、>>続きを読む
ロバート・デ・ニーロもアン・ハサウェイも表情の演技が細やかで素晴らしいなぁと思いながら見た。
普通に感動系のドラマかと思いきや、中盤ちょいちょいコメディっぽくなるのも好き。
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アン・ハサウェイ自体が既にとんでもない美人なので服が適当で髪がボサボサでも美しく見えていたけれど、ブランドファッションをバリバリに着こなした後で改めて初期のアンディを見ると確かに野暮ったかったように>>続きを読む
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レンタルDVDを視聴したのでセル版の特典映像は見れていない。
同じくダニー・ボイル監督、アレックス・ガーランド脚本、キリアン・マーフィ主演の『28日後...』はゾンビものだが、根本的には本作と作っ>>続きを読む
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キリアンが「良い映画だとは思わない、良いB級映画だ」と言っていたがちょっと分かる気がする。演技や演出を楽しむことはできたし、脚本も貶すほど悪くはないのだが……。
キーフはどういう政策を進めていて何>>続きを読む
時系列がどうなっているか理解するまでに30分費やした。これに限らず多くのノーラン作品がそうだが、繰り返し見て反芻してようやく理解てきてくるストーリーだと思う。
ノーラン作品の凄いところは、一度きり>>続きを読む
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おすすめされたので見た。最初はあんまり自分の好きなジャンルではないかな〜と思っていたものの、頑張って見続けたらニュークスが仲間になるあたりではもう夢中になって見ていた。ニュークスが好きだったので死ん>>続きを読む
フランス版ボラプみたいな話だった。あちらよりもエンタメ感は薄いけれど。
イヴ・サンローラン役のピエール・ニネのいかにも内気そうな青年の演技が素晴らしい。彼に限らず、芸術の分野で真の天才と呼ばれる人>>続きを読む