これ単発で見ると分かるようで分からないなという感想だったけれど、井戸はコレラの象徴で薬売りは診断と治療を行なっているのではないかという考察を読んでから考え直してみるとなるほどと思えた。(その考察が正>>続きを読む
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通常版を見たことがないので完全に初見。『ゲゲゲの鬼太郎』は少しだけ見たことがあるけどほぼミリしら。
水木とゲゲ郎周りのドラマはかなり良かった。生きることに必死で薄情だけど、根本的には優しさを捨て>>続きを読む
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面白かったけど、タイトル通り暴力的な描写が多くて結構グロいので人を選ぶ。正当防衛へのためらいのなさがお国柄だなぁと思った。
ちょっとワルな従兄弟がサンタを信じてくれたり、伯母さんもトナカイの橇で飛>>続きを読む
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外部太陽系戦士の復活から始まるの熱い〜! やっぱり格好いい……けど復活までの4人の生活をもう少し見たかった。
衛とうさぎが肺をやられて苦しんでいるのもあり、他の戦士達が度々「プリンス、プリンセス」>>続きを読む
デッド・ムーン編のストーリーは完全に初見。
『美少女戦士セーラームーンCrystal』が始まった時、旧アニメのキャラデザに目が慣れていて新しい方はあまりしっくりこないなぁと思ったものだけど、今この>>続きを読む
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人間の子供もお客様として来ているところを見ると、人間の愚行によって人間も滅んだ世界なのだろうか。絶滅種の仇は人間の大人であって子供には罪がないから、子供のうちはお客様だけど大人になるとコンシェルジュ>>続きを読む
面白かった。キャストが歳をとりすぎる前に完結させてほしいけど難しいのかなぁ。
原作やアニメと比べて迫力と不気味さが物足りないのと、ドラマ版『岸辺露伴は動かない』に比べるとどうしても微妙にコスプレ感>>続きを読む
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疲れている時に見たいような映画。尊敬していた父が本当はペテン師で、最後にはその父親から受け継いだものを手放して真に尊敬できる作家の遺産を守ることになる。同時にルーシーの気持ちに寄り添ってくれなかった>>続きを読む
『ウルフウォーカー』と同時上映。抱き合わせだった意味は分かるけれど、ちょっとお説教くさく感じて蛇足に思えた。『ウルフウォーカー』の前に上映されるか、別々で見ていたらもう少し素直に見られたかもしれない>>続きを読む
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『ブレンダンとケルズの秘密』と比べてよくも悪くもストーリーにまとまりがあった。大人が子供を安全な場所に閉じ込めておこうとするのは相変わらず。本作は敵の姿がはっきりしている分、『ブレンダン〜』に比べる>>続きを読む
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この映画なんであんなに流行ったんだろう? という感想。つまらないわけじゃないけど大ヒットする内容にも思えなくて。グロくてカルト的な内容なのがなんだかんだみんなの興味を引いたのか。
フローレンス・ピ>>続きを読む
『ヴラド・ドラクラ』という漫画が好きで、そちらは吸血鬼には関係ないけれどヴラド3世の親しい人たちや民を想ってする政治や戦を丁寧に描いた作品なので、本作のあらすじを読んですぐに興味を持った。本作はがっ>>続きを読む
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オリジナルの音声はスペイン語だけれどなんとなく英語吹替で視聴してみたら、後半でナレーションの正体がサッチャーだと分かり、ある意味正解だったかもと思った。
主人公は若返ったりもするが基本的には死ぬ寸>>続きを読む
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NTRが始まったかと思ったらこんな良い話で終わるとは……。なかなか見る機会がなくこれが私にとって初めての黒澤明だったが、他の作品にも俄然興味が湧いてきた。とにかく奥行きを感じさせる構図が多く感じた。>>続きを読む
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ミステリー要素は結構面白かったけれどどうしてもオチが……。デウス・エクス・マキナっていうのかなこういうの? 普通に紅たちが逮捕されて捨井教授が出所を待ってあげるラストの方が良かったと思う。馬場さんは>>続きを読む
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地獄と書いてトイレと読むらしい(笑) 大阪が舞台だから何気ない会話も終始面白いけど、終盤は笑っていいのか泣いていいのか、忙しい映画であった……。
聡実と狂児の関係性も良かったけれど、後輩の和田くん>>続きを読む
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猫連れて逃げるというから、シリーズ1・2作目の赤ん坊のように鳴き声で苦労するかと思いきや、鈴を鳴らしてしまうシーン以外はそういったピンチがない。
むしろ、猫は捕食者としてエイリアンの比喩のように使>>続きを読む
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監督も務めるポアロ役のケネス・ブラナーがチャーミングで素敵。『ベルファスト』も映像の雰囲気が好きだったので、ケネス・ブラナーの映画の作り方が好きなのかもしれない。続編も見たい。
原作を読んだこと>>続きを読む
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CGがもう少し自然に扱えていたら文句無しに神作品なんだけども……! いやCGに違和感があっても尚、他の部分が良すぎる。
ジャズのことはほとんど何も知らずに見始めたので、最初のうちは冷やかしのような>>続きを読む
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あまり期待せずに見たけれどかなり面白かった。
リブとウィルの概念子作り
→アナがナンとして生まれ変わる
→リブがアナの代わりに娘(の靴下)を燃やす=娘を取り替える
→リブとウィルとナンが家族になる>>続きを読む
原作そのままのイメージかと言われると一握りのキャラクター以外はそうでもないけど、コスプレ大会にならない範疇で原作のビジュアルをしっかり再現していて、バランスが取れていると思う。杉元なんか宣材画像だと>>続きを読む
絶対に面白いだろうな〜と思って見たけど面白かった。老人が活躍するコメディって当たりが多いイメージ。
個人的には「犯罪に手を染めて、もし捕まってしまったら……」というスリルが非常に苦手なので、これが>>続きを読む
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めちゃくちゃ面白かった。エンタメとしてかなり出来の良い映画だと思うんだけど、他の全部切り捨てても一つの夢を叶えるんだー! みたいなところは、今年(2024年)のアカデミー賞の結果を見た後だとちょっと>>続きを読む
ボーッとしながら見ているとただ田舎を巡って必需品を供給してくれる良い人みたいに見える。日本でも過疎地域にバス(移動方店舗)で必需品を売りに行くサービスはあるし、それに近い。辺境を回るコストや商人自身>>続きを読む
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これがなろう系俺TUEEE小説なら彼女も仕事も両取りするんだろうなと思った(笑) そうはならなかったわけだが。
もちろんウィルがわざわざハーバードまで来て清掃員してたのは高等教育へのあこがれがあっ>>続きを読む
いじめというより殺人未遂。作品の構造的に、ピーターが死なないことは明らかなんだけれども……。
小説の挿絵のような感覚のする映像だった。
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警察ものではありがちな、正義感は強いけど勝手に動くから困った奴扱いされてる主人公。左遷先の分署にはどうやら汚職警官が紛れているらしく……。最後の方まで油断できない展開でかなり面白かった。
主人公で>>続きを読む
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『暴走特急』は子供の頃に最低2回は見た記憶があり大好きだけど、『沈黙の戦艦』は見たことがないかも? と思って視聴。ストーリーは記憶にないがストラニクスは何となく見たことがあるような気もした。
キッ>>続きを読む
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私が好きだった「ファンタジー」ってこういうのだったよなぁ〜!と久しぶりに満たされた感覚。映像の美しさは『クジラの子らは砂上に歌う』、ヴァイキングの絶望感は『ロード・オブ・ザ・リング』、写本が題材であ>>続きを読む
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めちゃくちゃセックスのシーンがあるけど見てて変に照れくさくならなかった。愛情がないから?
見終えた後は意外に切ない。エリート社会で生きていくために自分がわからなくなってしまったのだろうか。
冒頭>>続きを読む
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ありがちなストーリー。ジェームズの正体もこの手の話に慣れていれば初手から「彼氏じゃね?」と思える要素がある。そしてその疑いが明らかになった時、タイトルの「君は僕のもの」が誰視点なのかはっきり理解でき>>続きを読む
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『サンシャイン2057』のレビューの中で本作に言及している人がいて気になったので視聴。レビュー平均が低かったため恐るおそる鑑賞したが、思ったより面白かった。もっと面白くなる余地があったなぁと感じる部>>続きを読む
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CGが本当に自然で、ピーターはじめ動物たちが実在してもおかしくないと思える説得力がある。絵本の可愛らしい絵柄からはなかなか想像がつかないほどコメディ色が強く、映像的にはアクションっぽいところが多い。>>続きを読む
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リリーは卒業旅行で訪れたバリ島で現地の青年グデと恋に落ち、結婚式のためにアメリカから両親を呼び寄せる。しかしこの両親、離婚済みで非常に仲が悪い上にリリーとグデの結婚には反対で……。
結果的にリリー>>続きを読む
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タイトルとあらすじから想像できるストーリーそのもの。展開が予想できるのに最後は泣けてくる。
カーターが奥さんに恋していた若い頃の気持ちを取り戻して帰ってきたのが我が事のように嬉しく、その一方で孤独>>続きを読む
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初っ端から軍服着た父親が出てきてこの後死ぬんだなぁと悪い予感がして、実際彼は死ぬし震災の描写もあり、娘の生きた時代は彼女の表情が代弁するように笑う余裕のない暗い時代であったのだと思う。そんな中でも写>>続きを読む