“最後の大和撫子”と称され、今日本で最も愛されている女優・和泉撫子(堀未央奈) 誰もが知るスターでありながら、気さくで周囲への気遣いも忘れない撫子は、スタッフやマネージャーの小野(小方蒼介)からも慕われている。 ドラマの撮影を終えた撫子と小野は会食へと向かうが、最高級のステーキを前にした撫子の様子がおかしい。その帰り、心配する小野をよそに一人車を降り撫子が向かった先は、仕事終わりのビジネスマンや常連客が集まる”もつ煮込み専門店”だった。 国民的女優・和泉撫子の誰も知らない至福の一食<ひととき>が始まる…
とあるドラマの撮影現場。撫子(堀未央奈)の妹役を務める新人女優・渡辺ゆうの(永瀬真梨)は、何度もNGを出してしまう。撫子は落ち込むゆうのを食事に誘い、ダイエット中だというゆうのを生姜づくしのサウナに連れて行く。 サウナを堪能し、撫子の美容の秘訣も知れて大満足のゆうのだったが、撫子は「整いはまだ半分!」と手を引くと、サウナの隣に店を構える“しょうが焼き定食専門店”に向かう。 国民的女優・撫子と悩める新人女優ゆうのが絶品のサ飯を味わい尽くす!
自宅で出かける準備をしている撫子(堀未央奈)は、いつも以上にウキウキしていた。 今日は大好きな人とのデートなのだという。 待ち合わせ場所にいたのは、モデルのようなスタイルで周囲の脚光を浴びている、撫子の幼なじみであり親友の篠原凜華(SUMIRE)だった。地元・広島のお好み焼きで育った二人は上京仲間でもある。 そんな二人が訪れたのは東京の粉もの、“もんじゃ焼き屋”。郷土愛が強い凜華は、「浮気してるようだ」ともんじゃに難色を示すが、撫子は気にも留めず慣れた手つきでもんじゃを作っていく。
長期の撮影を終えた撫子(堀未央奈)は自宅でゆったりとした時間を過ごしていた。明日は久々のお休み。 部屋着に着替えた撫子は、広島の実家から届いた冷凍レモンを使って仕事終わりの最高の一杯を楽しむのだった。 翌朝「今日はのんびり休日デーなので、おうちごはんで!」と、撫子流“食パンのフルコース”を堪能する。 休日に思わず作りたくなる、至福のおうちごはん!
今や国民的女優となった撫子(堀未央奈)は雑誌のインタビューで“今までで一番印象的だった出来事”を尋ねられ、あるCMオーディションのことを思い出す。 上京まもなくレッスンばかりの日々だった撫子は、慣れないオーディションへと向かう。「お腹がなったら恥ずかしいし……ちょっと食べてから行こう」と駅前ビルへ入ると…、目の前に現れたのは“ナポリタン”。 この出会いが、撫子の女優人生を変えるのだった。
撫子(堀未央奈)の担当マネージャー・小野健二郎(小方蒼介)。 いつも元気でスタッフからの評判もいい彼だが、なんだか今日は元気がない。仕事でミスし、事務所の社長に叱られている姿を目撃した撫子は、「そんなときは美味しいものを!」と、落ち込む小野を“豚丼店”に連れて行く。 いつもマネージャーとして支えてくれる小野に撫子がごはんを通してエールを送る!
スパイ役を演じるためタイトなボディスーツに身を包む撫子(堀未央奈)。 撮影期間中厳しく体型維持をしていた撫子が、オールアップを迎え上機嫌で向かったのは、レトロな喫茶店。 そこには撮影中に何度も食べたいと思っていた禁断の蜜の味“ホットケーキ”が! 撫子が自分を甘やかし、最高のご褒美ごはんを楽しむ!
ほろ酔い気分で歩く撫子(堀未央奈)と凜華(SUMIRE)。すっかりご機嫌な撫子は、凜華を〆のラーメンに誘う。ダイエット中だから軽めにしたいと渋る凜華を連れて向かったのは、住宅街の一角にある一年中“冷やし中華”が食べられるラーメン屋。 凜華は撫子の勧めるヘルシーメニューを食べながら、故郷の広島で女優を目指していた頃の撫子を思い出し、 思わず笑みをこぼす。「また行こう!」と約束して帰路につくのだった。 女優・和泉撫子の新しい役との出会い、そして美味しいごはんとの一期一会の日々は続いていく…
©藤川よつ葉・うえののの/集英社 フジテレビ