途中ダレた部分はあるけど、最終話観たら☆5つけるしかない！
このシーズン2はトムの息子カイルの物語やった。
4400の誘拐の際、本当は誘拐されるはずやったカイル。しかし、誤って隣にいたショーンが誘拐され、カイルは3年間意識が戻らないままだった。
そんな彼が、戻ったショーンの力で復活。
だが、カイルの中には何者かが存在し、時々記憶にない行動をとる。
それが大きな事件に繋がる事に…
けど、俺がこのシーズンで重要やと思うのはその事件じゃない。
重要なのは9話。
母胎の中にいる染色体異常の赤ちゃんを、自分の染色体で修復し、自らの命と引き換えに健康な赤ちゃんを生まれさせていた奇跡の4400。彼が、実はルワンダ大虐殺の手引きをした過去を持っていた。ルワンダからの引き渡しに応じれば彼は殺される。そして、彼は同じ死なら、このまま赤ちゃんを救い続けて死にたいと言う。
トムはルワンダに引き渡せ！正義を実行しろと言い、ダイアナは彼は赤ちゃんを治す事が出来る。それが罪滅ぼしになっていると言う。
さらに、色々な場面や立場の対立する人々を描写していく。
正義とは？許しとは？罰とは？
9話自体に明確な答えは描かれない。
けれど、それが最終話のカイルの選択に視聴者を導いていく仕掛けになってる。
と俺は思っているんやけど、このカイルの心情を視聴者により深く理解させるような演出がこの上なく素晴らしかった。
他にも、7話のフリンジ展開や11話のクリストファー・ノーラン風演出も面白かったなぁ。
唯一、嫌な部分は、ダイアナとメガネが良い仲になりそうな所。
最終話に投げまくった伏線が気になり過ぎてシーズン3が楽しみで仕方ない！！

魂的な何かを取り出してイザベルが裸で現れてワイルドなおじさんが胸を撫でる。

• #最終話が忙し過ぎる

途中で打切られたので最低スコア。
俺が人柱になったので、間違っても見ないように。
2017-04-02記。