いけ

POSE/ポーズ シーズン2のいけのネタバレレビュー・内容・結末

POSE/ポーズ シーズン2(2019年製作のドラマ)
4.7

このレビューはネタバレを含みます

・着飾ることと素顔でいること
奇抜なメイクや衣装で着飾ることで最強の自分になれる。ファッションの素晴らしさを教えてくれる物語であり、同時に素顔のままで思いをぶつけ合う大切さも教えてくれる。

・エレクトラが優勝
「マザーになるということは世界を育てるということなの」
痺れた
エレクトラが大事なことは全て教えてくれた。
SMクラブで死んじゃったあの人がどうなるのか、シーズン3に期待。

・女子旅が最高
今シーズンのハイライトはここ。
傷心中のブランカを無理やり連れ出すエレクトラありがとう。
クラクション鳴らされながら、音楽ガンガンで向かう道中最高。
海に入りたがるブランカにしぶしぶついていくエンジェルかわいい。
ライフセーバーとの恋も良かった。夜の波打ち際のシーンは素敵だった。最後までいい男でいてくれてありがとう。
レストランでいちゃもん付けてくる客を言い負かすエレクトラ好き。
そして、帰り道の車内でキャンディに想いを馳せるエレクトラ。
全てが最高だった。

・白人女性の叫び
ブランカをお店から閉め出した白人女性が、放火で逮捕されて「ざまあーみろ」と思ってたけど、彼女もブランカたちと同じように社会に抑圧されて、その中で必至生きてる人だと分かった時、ハッとした。
敵役にも事情や信念があることに気付かせてくれる。
そして、白人女性とのことを水に流すブランカの器の大きさよ。

・家族だからこそ仲良しとは限らない
血のつながりがない者同士が、擬似家族として関係性を構築していく姿がこころに響く。
家族とは何なのか、決して血が繋がっていることが家族の定義ではない、楽しい時も辛い時もムカつく時も同じ家で同じご飯食べて寝て、たまに家出して、しばらくしたら何もなかったように日常が戻ってくる。それが家族なんだと。
「私たちは家族だから、いつも仲がいいわけじゃない」
確かブランカの言葉だったと思うけど、心に残った。
いけ

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