高嶺の花の6の情報・感想・評価

エピソード06
第一章今夜、最終回! 結婚式で実行される驚くべき計画… 衝撃的な結末! その時、二人は…!?
拍手:0回
コメント1件
rubyrose

rubyrose

「例えば、モネの絵を大好きだと言うカエルがいるとする。だけどモネは、描くのはいいけどその代わりにあなたにひどいことをしてしまうかもしれない。そのひどいことが、カエルの許容範囲であればそれでいいんじゃないかな。モネがももさんで、カエルが僕。」 「自分が振った相手は、すぐ忘れるだろ。振られたほうはずっと覚えてるのに。力学だよなぁ。」 「ゲインロス。ゲインは獲得。ロスは損失。獲得と損失の差が大きいほど、人は劇的な印象を受けるんだ。」 「俺はゲインロスで、彼女の心に種をまいてしまったんだ。」 「そんなことしちゃいけなかったんだよ。花道家として立とうとしているももさんには。でも、俺はいずれ彼女に忘れられちゃうことが、あの瞬間、耐えられなくなった。だから種をまいてしまったんだ。」 「それらを強く憎み、暗闇の中、もがきながら、一条の美しい光を追う。それが月島の神髄だ。月島の家元になると言うことだ。一方で、それらを諦め、許容し、折り合いをつけていく生き方もあるが。」 「いいかい。女は自分の行動をいちいち説明なんかできないのさ。開き直って言わせてよ。」 「ただ会いたかっただけかもしれないのに。それでも顔を見ると、口から出る言葉は、天邪鬼。」 「(私みたいな最低な女じゃなくて、ぷーさんにはもっといい女が現れるよ。)言っては傷ついて。(ありがとうございます。僕のことは心配しないでください。)言われては悲しんで。」 「分不相応な夢を見てしまっただけですから。(結果的に悪夢でしょ?)結果が全てだとしたら、人生は虚しい。過程が最高ならなおさらです。」 「あなたは高嶺の花。どこかで咲いててくれるだけで、生きていてくれたら、いいんです。」 「でも1人になると、やっぱり、泣いてしまうの。」 プーさんの愛が、ももの心の種に水をあげてる。 それは言葉で、眼差しで、伝えてる。 愛に飢えていたももは、そのプーさんの愛が心地よくて、暖かくて、美しく咲き、乱れる花になりたいとついつい思ってしまったのだろう。
いいね!2件