このレビューはネタバレを含みます
美貌と高いカリスマ性、天才ゆえの孤独と荒々しい情念を持ち合わせた月島ももという女性をさとみんが見事に演じていた
最初は正直え～～なんで峯田さん!?て思ったけど、言葉をとても大切にした脚本で、ももが直人に惹かれていくように観ている方も少しずつ彼の稀有な存在感に目が離せなくなっていった
ふたりでちゃぶ台を囲んだ朝食のシーンが好きだった
お店に集まる人達とのやり取りや、直人ともものストーリーと並行して展開する日本一周のほうでも、常識を覆したり、誰かの視点を変えるきっかけになる言葉が紡がれていた
ただやはり全編通して荒々しく、設定も前時代的でフィクション感が強いのにどこか生々しさのようなものが違和感としてはあったかな
地上波ゴールデンでは難しく万人受けしない内容だったかも
最終的にももちゃんが幸せになれたようなので満足です
