古き良き映画へのオマージュが溢れていて好感の持てるドラマ。
堅物の兄と遊び人の弟が、同じ女性を好きになる設定は麗しのサブリナ。
オードリー役の北川景子がいつも通り綺麗。
音楽もそのオードリーのムーンリバーが随所に流れる。
ただ、途中から主演のバーターで、ジャニーズ色が強くなるのが残念。2人とも下手だし。
山手線の相槌は、面白い。
映画ネタをもっと入れても良かったかと思う。
ここからネタバレです！！
あと、話数が一つ多いかと。
結婚の話が一段落してから、2.5話あるのだが、流石に長過ぎた。
そこは1.5話で充分。
結婚が一段落したら、後はもうどうくっつくかしか無いので、そこからが長いとダレルのは必然なのだが、やはりダレた。
もっと致命的なのは、ヒロインの実家に行くのが二回もあること！
それは主演の一番の最終回の見せ所なのに、その前に一度、婚約者が行っているので、視聴者としては二回目を見せられているわけで盛り上がらない。
同じシチュエーションで、ハイライトの盛り上がりを持ってくるのは明らかに失敗でしょう。
空港か駅で帰るところを走って捕まえて告白するか、婚約者と話すのは別の場所にするとか、やり方はいくらでもあったはず。
おかげで最終回の最後がイマイチ盛り上がらずがっかり。
最後の抱き締めの水面のキラキラバックは、ウルトラセブンの最終回へのオマージュかな？
