前作よりも仰々しく練り込まれた展開にワクワクしました。
もはや探偵と化した半沢直樹が巨大な悪に挑む勧善懲悪劇は日曜の夜に観るには重たすぎるくらいでした。
脇役含め一人ひとりの役者さんによるキャリアハイといえそうな熱のこもった演技も観ていて疲れるくらい。
(本当に皆様の体力と血管が心配になるくらい笑)
だからこそ観終わったあとの疲労感を超えた満足感が他のドラマでは味わえない中毒性を生み出していました。
また、前作よりも仰々しさが増したことで、もはや笑いに昇華されるような場面も多く、毎週の楽しみになっていました。
さらに、前作からのストーリーとの連動性も多くの場面で展開されて幾度となく唸らされました。
その度に前作の放送はもう7年前だというのにしっかりと憶えていることに、前作のインパクトの強さを印象付けられました。
2020年にも新刊(ただし内容はシーズン1の前日譚に相当)が発刊された半沢直樹シリーズですが、再びドラマとして帰ってくる日を期待したいです。