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カーネーションのsnowbirdのレビュー・感想・評価

カーネーション(2011年製作のドラマ)
4.5
私の人生ドラマ。現在に至るまで歴代朝ドラの最高傑作だと思っている。
文芸作品のように奥深く示唆に富む脚本、演出、演技の3要素が全て揃った奇跡のような作品。
勘助と玉枝さん、周防さんとのエピソードをはじめ、ヒロイン糸子の強いだけでなく他者から受け入れられない部分を描いているところに強く共感を覚える。渡辺あやは、善悪で割り切れない、人間の多面性を巧みに描く稀有な脚本家だと思う。
尾野真千子版糸子の最終話における、千代さんのエピソードは屈指の名シーン。

朝ドラ好き、ドラマ好きなら一度は見るべし。
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