いい。阿部寛節炸裂。
超人的嗅覚の持ち主・華岡(阿部)が、その能力を駆使して事件を解決に導くストーリー。相棒の刑事小向(香川照之)とのデコボコぶりもいい。
クセ強俳優の二乗!しかしベテランふたりだけに安定感もハンパなく、加えてNHK制作で超安心して見られる設計。安らぐわ〜。
これはリメイクで元ネタは「ウクライナの探偵 スニッファー」という邦題。
コメディ要素アリだが、日本版より薄味な刑事ものだった。
鼻の穴も阿部のほうがデカいし鼻栓のギミックがオモロイ。
ただ相棒の刑事ヴィクトルの、イカツイ系クマさんぽさが好みでしたわ。
くたびれて凭れかかる素材としてドラマを摂取しているワタシの様なヤツには、阿部寛ドラマはホント丁度いい塩梅なんだな。
しかしこのドラマの香川照之の顔面の不自然さは異様だ。眉と頭髪の取ってつけた感がすごい。母親役の吉行和子とともに、下手な特殊メイク臭が漂ってきます。ちょっとコワイ。