yassoon

デアデビル シーズン1のyassoonのレビュー・感想・評価

デアデビル シーズン1(2015年製作のドラマ)
4.0
『ボーン・アゲイン』までの予習に。面白すぎる。全編でマット・マードックとウィルソン・フィスクの鏡像関係が非常に興味深い。
『ホークアイ』を観ただけではウィルソン・フィスクがどういう人物なのか分からなかったが、このシーズン1を観た後は彼が人間臭く魅力的なヴィランである事が垣間見られた。子供のまま大人になったような人間で、苦悩もするし恋をして判断を誤るし。「ヴァネッサ!」と叫びながらの突進は笑ってしまった。吹雪の中のウサギ、各場面でめちゃくちゃ上手く使われてるなぁと感心。
基本的には互いにビームやメカの能力ではなく人間が持つ基本的な力と力のガチンコ・バトルであるのも、最近のヒーローものにはない新鮮さだった。ウィルソン・フィスクの能力が怪力なのがまたシンプルで良い。
人は口と声ではなかなか見分けがつかないものなのかなぁ。覆面の男、すぐマット・マードックだと分かりそうな気もするけど…。バットマンも正体ブルース・ウェインとバレないから、まぁそんなものなのかな。
ノブの日本語…この映像作品の中の日本語が日本人に聞き取れない問題、何とかならないだろうか。制作の人がもうちょっと気にしてほしい。
yassoon

yassoon