NetflixのMarvelドラマ、ヒーロー集結モノの『ザ・ディフェンダーズ』後を描くシリーズ。
『ザ・ディフェンダーズ』の活躍で悪の組織ヤミノテの陰謀を阻止した後も、ヒーロー活動には乗り気じゃないジェシカ。
一方で、姉妹のように育ってきた親友でラジオパーソナリティ、元有名子役のトリシュは、ジェシカの能力のルーツを探り、スーパーヒーローの話題でジャーナリストとして新しい道を切り拓こうとする。
ジェシカの能力の元に迫りつつ、新たに登場する能力者との戦いを描くシーズン2。
シーズン1は能力がチートすぎて凶悪なキルグレイブとの一騎討ちだったけれど、今作の悪役との関係は辛すぎ切なすぎ…
能力の謎を執拗に追おうとするトリシュと関係がギクシャクし、友情が揺らぐのも悲しい。
クロスオーバーキャラクターとして、ホガース弁護士と今では同じ事務所に所属するフォギー（『デアデビル』シリーズ）がちょっとだけ登場、フォギー本当に大好きだから相変わらずのイイ人っぷりに泣いた…
シーズン1から続投のマルコムといい、今シーズンの新キャラクター、アパートの管理人のオスカーといい、ジェシカは出会う相手には恵まれているんだよね。
それなのに展開としては「女の生きづらさ詰め合わせ」といった感じでなかなかに辛かった……
ルーク・ケイジも『アイアン・フィスト』のダニー・ランドも、比較的早くヒーローとしての生き方に目覚めるのに、ジェシカは女性だからなのか、能力を恥じて行動に移せないままなんだよな… ヒーローとしての名前もないしなあ。
シーズン2は本当にジェシカがかわいそうだった… ファイナルになる次のシーズンでは、トリシュとの関係性を含め、巻き返しをはかることを期待！
