【TVer】離島の医療に立ち向かうひとりの医師の物語です。コトー先生こと五島健助が赴いた島は過去に良い医者が来たことのない医師不審の島でした。特に時任三郎演じる漁師の原剛利は医者のいい加減な診断が元で妻を亡くしていることから医師不審の最先鋒。初めて島に来たコトー先生を信じないどころか敵意剥き出しで先生にくってかかります。
そんなマイナスからの出発でしたがコトー先生の人柄、確かで献身的な診察に島の閉鎖的な人たちも少しずつ心を開いてゆきます。特に子供たちと子を持つ母親たちは先生の真価を見抜くのが早かったです。最期までナアナアだったのが泉谷しげる演じる安藤重男を始めとする漁師たちでした。
そして気持ちが浮き立つ漁師の中で一線を引いたのが原剛利で、自分なりに冷静に先生を見極めているようでした。最終話、東京に戻ってしまったコトー先生を連れ戻しに行ったのは感動しました。
シーズン2から見てしまったこの作品でしたが、シーズン1を見終わり謎だったことが色々わかり良かったです。特にコトー先生が離島に来る契機となった東京での医療ミスがわかりスッキリとしました。あとは完結編の劇場版を見て感動したいと思います。
