人類誕生の時から、天使なのに悪いことしたかな?悪魔なのにいいことしたかな?って、人間に対して共犯関係みたいな友情を続けてきたアジラフェルとクロウリーの、ほっこりした地球滅亡回避話。
オープニングクレジットの音楽と映像が大好き!2人のキャラクターと関係性が好き!立場なんてもうええやん、って先に仕掛けてくるのが悪魔のクロウリーっていうのもなんだか納得。そしてあんなに蛇目が似合う人いないと思う。
聖書には詳しくないし、オーメンも見たことないので、ベースとなる「感覚」がないのが残念ですが、それでも十分楽しめる物語だと思います。随所にあっさり感はありながら、そういう子ども騙しなライト感があるから、神やらサタンやら扱ってても楽しめるんだと思う。
目が紫な天使ガブリエル、ジョン・ハムも素敵。大きな組織を率いるって大変だよなぁと妙にしみじみしました。ベルゼバブもね。
たった11日と少しのことを描きつつ、6000年の長さも上手く交える展開は上手いなと思います。短いので、気負わず観られるのもポイント!
とにかくおっさんたちがかわいくて、ビンジウォッチしちゃいました。