「ブレイキング・バッド」は未鑑賞。
なんだけど、オデン兄貴に惹かれて見始めたら、これがなかなか。
べらべらしゃべる主人公でもハードボイルド風味が成立するという稀有な作品。
全然ハードボイルドじゃないように思わせておいて、芯の部分はしっかりハードボイルド。
社会や集団からはじき出されたアウトローの矜持とサバイバル。知恵を働かせる。頭を使う。遵法とか違法とか、そういう型にはまらない生き方。それでいながら、プライドがないようでいて、きちんと守るべきものがある。
兄チャックの過去については、シーズン1では多くを語っておらず、そこがもどかしいところだが、だからこそ次シーズンを見たくなる。
マイクもまたハードボイルドだ。
単なる血の繋がりを超えていて、そして複雑でもある兄弟愛。
※エピソードごとにコメントを記載。