このレビューはネタバレを含みます
ハワードがなんだか一番かわいそうに思える。恵まれた人生を送っていただけで特に悪事を働くこともなく、ジミーにやさしくなかったかもしれないがあんな目に合う必要はない。家庭内別居状態だったのも気の毒だ。
最終回でジミーとウォルターがタイムマシンについて話し合う場面があって、あんな場面が『ブレイキングバッド』の中であったのか思い出せない。
最後の法廷場面で、ジミーはキムへの矛先が自分に向けられるような証言をしたのだろうけど、内容は不明だ。ジミーは生涯塀の中から出られない。民事裁判なら全てを奪われると言っても破算で済むのでそこまでする必要があったのだろうか。
ジミーが大富豪からドーナツ屋の店長になってしっかり業務をこなしていたのがすごい。普通の人ならヤケを起こしてアル中になったり自殺したりしそうなものだ。逃亡者としての緊張感があるからだろうか。キムが弁護士をやめて広告作りをしていたのもすごい。二人とも半分世捨て人のようだ。
みんな死んでしまった。切ない。ヘクター・サラマンカは存命でベルを鳴らしていそうだ。(と思ったら『ブレイキングバッド』シーズン4のラストで死んでいた)