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ベター・コール・ソウル シーズン6のKHのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

さらばソウル。

自分は去年3月に『ブレイキング・バッド』を完走し、しばらく間を空けて今年4月から『ベター・コール・ソウル』S1〜S5をビンジウォッチした後追い勢なのだが、S6の後半から間に合ってこの傑作の完結を世界と一緒に体験できて本当に良かった。
BrBaからリアルタイムで14年間もアルバカーキ・サーガと付き合ってきたファンの感慨は想像できない。

これからヴィンス・ギリガンとピーター・グールドとトーマス・シュノーズが関わった作品は絶対にすぐ観ると誓った。

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以下、印象に残ったところ。(随時追記予定)

EP7「Plan and Execution」……終盤、恐ろしすぎて観ながら声出た。蝋燭の描写は2022年最恐の戦慄だったし、シリーズ中のベストモーメント。

EP9「Fun and Games」……シェリルの前でハワードの嘘をつくキムが凄かった。終盤の “I love you too. But so what?” も。レイ・シーホーンはあらゆる演技賞を総なめにしないとおかしい。

EP10「Nippy」……シナボンが美味そう。ちなみに最終話の配信日である8/16は六本木に用事(ハウドラ試写)があったのでシナボン・シアトルズベストコーヒー六本木店に行って生まれて初めてシナボンクラシックを食べたのは良い思い出になりました。

EP11「Breaking Bad」……過去と現在が交錯する演出に唸った。あの2人が登場する(事前に予告されていたのでサプライズではない)のでファンは歓喜しただろうけど、BrBaにそこまで思い入れが強くない自分はただただ編集と脚本の超絶技巧のほうに見惚れてしまった。
余談だけど、映画評/ドラマ評に関して個人的に信頼している某ツイッタラー(もちろんアルバカーキ民)が「きちんとリニアに語ってほしかった。ファンサービスに走っている印象も。」とやや辛口に評していたのが意外だった。
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