とし

超光戦士シャンゼリオンのとしのレビュー・感想・評価

超光戦士シャンゼリオン(1996年製作のドラマ)
5.0
私、特撮が好きです。その中でも…このシャンゼリオンが一番好きです!DVD-BOXも、書籍もぜんぶありますよ!

闇次元から現れた集団…ダークザイド。奴らは、人間の生体エネルギー『ラーム』を狙っているのだ!その存在を察知した政府の特務機関『SAIDOC』は、対抗策として光の戦士…シャンゼリオンを開発する。シャンゼリオンに選ばれたのは速水克彦であったが、アクシデントが発生!いい加減で正義のカケラも無い探偵・涼村暁がシャンゼリオンになってしまった! …という内容です。

シャンゼリオンのスーツはかなり重く、アクション用で40kg、アップ用で100kgもあり、岡元次郎以外のスーツアクターでは首の骨が折れるとまで言わしめた…恐るべき品物なのです!

主人公の暁もいい味出していますが、無駄に熱い性格の速水、「知っているか!」と毎回ウンチクを垂れる敵幹部など、周りも一癖も二癖もある人物ばかり!

いい加減な性格の暁が、敵ボス達にボコボコにされ、大ピンチ!開発されたパワーアップアイテムは、その辺の犬に食べられてしまった!もう、打つ手なし!その時、敵が暁の秘書が作った弁当を落としてしまう!泣く女の子の姿を見て激怒した暁は、敵をボコボコにする!敵は「今のシャンゼリオンには勝てる気がしない」と言い残し、退却していく…。これですよ!これがシャンゼリオンです!世間に溢れる特撮とは、一線を画した作品です!名作回「サバじゃねぇ!」や、箸袋を集める敵、ヒーローに倒される事を夢見る敵が暁を理想のヒーローにしようと奮闘する話など…どの話も楽し過ぎ!レンタルにはDVDは置いていませんが、今ならAmazonプライム・ビデオで視聴可能!月々数百円で入れるので、入ってでも観る価値アリですよ!

ラストは、なかなか難しい。果たして、どちらが本当の世界なのか…。
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