とし

テセウスの船のとしのレビュー・感想・評価

テセウスの船(2020年製作のドラマ)
3.0
東元俊哉原作の漫画をドラマ化です。私、原作は未読です。

平成元年、音臼村で21人が殺される無差別大量殺人事件が発生。犯人は、駐在所勤務の警官・佐野文吾だ。その息子である心は、母や兄姉が世間から冷たい仕打ちを受けているのを見て育った。心の妻・由紀は、心の父である文吾がそんな事件を起こすとは思えないと心に訴える。そして心が事件に向き合おうと考えた直後…心は事件が起こる数日前にタイムスリップしてしまう!…という内容ですね。

うーん。面白い…と言えば面白い。竹内涼真や鈴木亮平など、ベテラン俳優揃いで演技も抜群ですしね。でもね、何だかモヤモヤが止まらんかったのですよ。どう見ても、何者かが文吾を陥れようとしている内容なのに、警察は馬鹿なのか…それをそのまま信じちゃうし。心達も、犯人に翻弄されて後手後手回ってるだけだし。スッキリしないんですよねー。

ワープロ機とか黒電話とか、猪木のマネとか…私のイメージとしては、昭和後期な感じでしたねぇ。まだあの頃、あんな風景が広がっている時代だったのか…。しみじみ。

最終回、心の兄役で出てきたあの人を見て、ビックリ。何故あの美形な両親からあの人が?!弟の心は、あんなにイケメンなのに…。私だったら、心や両親恨むかも(笑)。
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