ぶるうかなりやのドラマ情報・感想・評価

ぶるうかなりや2005年製作のドラマ)

公開日:2005年05月22日

製作国:

ジャンル:

3.2

あらすじ

「ぶるうかなりや」に投稿された感想・評価

whiskey

whiskeyの感想・評価

3.0
0
「木は黙っているから好きだ
木は歩いたり走ったりしないから好きだ
木は愛とか正義とかわめかないから好きだ
ほんとうにそうか
ほんとうにそうなのか
見る人が見たら
木は囁いているのだ ゆったりと静かな声で
木は歩いているのだ 空に向かって」

調べてみたら、田村隆一という現代詩人の「木」という詩の一節だそうです。このドラマでは宮沢りえがこの詩を大きなオフィスビルの廊下で、大勢の前で突然美しく暗唱する。印象的なシーン。

このドラマ、ほとんどレビューがないですね。

注目は冒頭の30分ぐらい。なんと、柄本明と宮沢りえが愛人関係という役どころ。二人のちょっとしたベッドシーンもあって驚く。柄本明は大手有名企業の優秀な研究者、宮沢りえはその会社の秘書課の新人、らしい。

本作の宮沢りえがほんとに色っぽくて、寝物語に「ある研究者が言っているんです。女性がブランコに乗るのが好きなのは、(ポエトリーな意味じゃなくて、エロティックな意味で)寂しさを紛らわしたいから、だと」なんてことを耳元で囁いたりする。柄本明もそんな話を聞いても決してニヤけたりせず、「そんな話は初めて聞いたよ」とか「あの木っていう詩。なかなかいい詩じゃないか」なんて仏頂面で呟きながら、裸の彼女を抱きしめたりする。

ただ、宮沢りえが秘書というのは仮の姿。企業の機密情報とかを巡る企みはすぐに明らかになり、そこからだいぶややこしい話になる。後半はあまり覚えてない。なのでドラマ自体はそんなにお勧めしないが、ちょっと印象に残る作品だった。
宮沢りえを鑑賞する目的で観ていたようなもので、宮沢りえと柄本明でなければ最後まで観られかったと思う。それくらい物語そのものは特に響く程のものではない。しかし宮沢りえは本当にどこをどう切り取っても美しいな。

あなたにおすすめの記事