このレビューはネタバレを含みます
嘘は抱え続けると、心を蝕んでいく…。
シーズン1でマデリン（リースウィザースプーン）、セレステ（ニコールキッドマン）、ジェーン（シャイリーンウッドリー）、ボニー（ゾーイクラヴィッツ）、レナータ（ローラダーン）の5人が共有した秘密は、セレステの夫の母メアリールイーズ（メリルストリープ）の登場で、暴かれそうになるが…。
前シーズンで夫が死んだセレステ以外にも、5人それぞれが自分の問題と向き合わざるを得なくなり、共有した秘密とそれぞれの問題が微妙に連動していく様が見事でした。
それぞれの問題は、幼少期からの母親との確執、過去の自分の浮気、破産と夫の浮気、レイプのトラウマが残る中での新たな男性との関係構築など、どれも重め。
完璧な母親になんてなれないけど、それぞれ、なりふり構わずもがきながら前進しようとする姿は、女性として素敵です。
すごい豪華キャスト✨
シーズン2から参加のメリルストリープが演じた、セレステの義母は、さすがでした。
無礼で人の神経を逆撫でする。でも本人には本人の正義があって、そのためにやっていることはわかるのですが…。
モントレーのグレーがかった海が廃頽的で、このドラマの世界観を美しく演出していました。
ニコールキッドマンの衣装と髪型、素敵すぎる…。なんて綺麗な人なんでしょう。
