これを観る為だけにデズニーマイナスに入った価値はあった。
帝国軍残党と謎の子連れ賞金稼ぎによる小さな戦い。八話からなる本作のどの場面を切り取っても感じられる目新しさ満載の戦いや黒澤映画や時代劇、そしてマカロニウェスタンからの多大な影響。
そう、これらがあってこその”スターウォーズ”。これこそファンがD社に求めた”スターウォーズ”なんですよ。しかも今作が素晴らしいのはあまり描かれる事の無い物語をEp6の数年後を舞台に上手く纏めているところ。
要するに今作はサーガを壊さない程度の比較的小規模なオハナシなワケですけど、そこがスターウォーズへの表面的でない深い愛を感じられました。実際、撮影にはジョージ・ルーカスが出向いたそうですからね。多分生みの親である彼にとってデズニー以降のSWの中ではお気に入りなのでしょうね。
スターウォーズの蛇足新作は観に行かない代わりにこういう方向性のスピンオフは追って行きたいなぁと思うばかり。あとベビーヨーダが可愛い。