ねまる

マンダロリアンのねまるのレビュー・感想・評価

マンダロリアン(2019年製作のドラマ)
4.1
THE CHILD=ベイビーヨーダの想像以上の可愛さにメロメロ。

話自体は特別新しいものではないのだけど、
スターウォーズの世界観の中で、新しいキャラクターたちが生きていると思える再現性と、スカイウォーカー9部作を想起させる細かな演出が最高。

スターウォーズの世界には、まだまだ広大な余白があると思うと、さらにジョージ・ルーカスの偉大さを思い知るんだよね。
ドロイドと人間の共存する新しさと、小物のレトロさのバランス、一瞬で心を宇宙に運ぶ音楽、人形っぽさが拭えない宇宙人や生き物たち、
帝国、反乱軍、Xウィングなどなどのワード、もう全てが愛おしい。

ジェダイとはなんぞや?な同じ宇宙で暮らす人々が、時代変化にどう左右され、どう交わっていくのか。
その余白がこんなにも価値があると思わなかった。
MCUのシリーズばかり観て、なかなか手をつけなくてごめんね。

ジョン・ファブロー、ブライス・ダラス=ハワード、タイカ・ワイティティなど監督陣も豪華。
映像演出も素晴らしい。
タイカ回の無駄に長いストーム・トルーパーの会話とか、ああいうところが良いんだよね。
マンダロリアンの武器作るところとかね。金型に流して固める作業とかね。かっこいいよね。
マンダロリアンの使う武器、全部かっこいいんだけど、それ以上にマンダロリアンの人柄がかっこ良すぎるので、パパァってなるよね。
ベイビーヨーダになって、パパァに守られたいか、マンダロリアンになってベイビーを守りたいか。どちらも良いな。

This is the way.
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