ふじこ

ドクロゲキ2のふじこのネタバレレビュー・内容・結末

ドクロゲキ2(2012年製作のドラマ)
2.6

このレビューはネタバレを含みます

◎第一話:信じる。
└役所務めの女性。窓口は不明だけれど、老齢の女性に占いをしてくれと頼まれている。老女は馴染みのようで、素人だから…と言う女性の占いを信じている様子。孫の手術を成功したくてまた頼んだ占いでは、身の回りの白いものを捨てるように、と出た。その後、再び訪れた老女は車椅子でサングラスとマスクをしている。介助の女性は険しい顔。老女は女性に手術が成功した礼と、身の回りの白いものを捨てた、と恐らくない目玉と歯を示唆して終わり。

これもう宗教じゃん。すごい覚悟。介助者は恐らく娘か義理の娘なんだろうけれど、すっごい恨まれているのが分かる。責任の取れない事はやってはならないし、言ってもいけない。

◎第二話:知る。
└小学校の持ち物検査。女児のカバンから電マが発見されて驚く男性教師。借りた物、肩こりがと言い訳する女児へ向ける眼差しが怖い。

突然の下ネタ…と言うか。後味が悪いのかこれ…?よくわからない。男性教師がどうするのかによると思う。

◎第三話:変わる。
└夏休みの宿題に追われ、必死に頑張るものの終わりは見えない。友達に誘われて もう良いか!と一緒に遊びに出掛けるものの、事故に遭って友人が亡くなる。母親と友人の家へ向かうと、友人の父親から形見分けとして部屋にあるものを持っていくように言われる。家に帰って机に向かい何かをしている少年。形見分けとして貰った夏休みの宿題の名前を自分のものに書き換えて満足そうな顔をしている。

これは良いなあ、後味悪い。実際自分の子がこんな事していたら、なんて声を掛けるんだろう。情緒面が心配になってしまう。

◎第四話:さぐる。
└2対2の合コン。あまり冴えない感じの男性達と、携帯ばかり観ている女性達。食事の会計は6万円、この後の予定は既に入っているから…と完全に脈がない処か、最初からご飯だけが目当てだったかのような態度。それに怒った男性は、1人1万5千円ずつの割り勘にする、と言い出すが、それに反発した女性達と言い合いになる。押し切って去る男性達の奥のテーブルでは、まさに同じような状況のテーブルが…。

後味悪くないけど面白かった。ご飯を奢ってもらうならそれなりの態度があるし、やってる事はホステスみたいなものなんだから適当にいい気分にさせてあげる義務もあるんじゃないのかなあ。それにしてもそんな高そうなお店に見えなかったけどな。

◎第五話:隠す。
└トイレ待ちの列がある女性トイレ。ドアがそっと開き中からナプキンを求める女子高生が覗く。快く自分のを差し出すと扉が閉まり、暫くしてもっと欲しいとの要求。戸惑いながら差し出し続けるけれど、ドアの下の隙間には血溜まり。ナプキンで死体の血をどうにかしようとしている事を示唆。

熱いナプキンへの信頼が伺えるけど、無理でしょ。

◎第六話:触れる。
└夫の部屋を掃除していると棚の下から人妻専門のエロ本を発見。更に夫の携帯には人妻専門不倫サイトでの活動の痕跡。ショックを受けるも、偽名で登録し夫とメールのやり取りをしてみる事に。家にいる時の雰囲気とは違い積極的な態度で女性を口説く夫に、なんだか馬鹿らしくなってしまい、やめようと考えていた処、かつて夫が読んでいた人妻専門雑誌から連絡、モデルにならないかとの打診。何もかも馬鹿らしくなってしまったのか、引き受ける事にした。

引き受けるかなぁ…普通は引き受けないと思うんだけれど、かと言って夫への未練でも意趣返しでもないような…どうなんだろう。夫からしたら、妻は人妻じゃないんかな~。


プロローグからエピローグへの話はよく分からなかった。なんか死んだ夫に語りかけてる感じだったけど、最後はその女性も飛び降りて死んでた。
全体的に前作よりクオリティが下がってたなあ。
ふじこ

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