死に対する悲壮感がなくリテイク先の開放感もない点ではゲームのコンティニューを見ているよう。ただゲーム性が優れているわけでもなく、リセット欲を刺激するものでもない。これはナディアとアランの内省にのみフォーカスしているため、ループ作品ならではの二次三次的な楽しみ方が用意されていないのは異色な作品といえる。
階段やマンホールでの死に方が阿保過ぎて割と序盤で億劫に感じてしまったんですが、明確な理由は回収されず。アランとの辻褄合わせや宇宙の因果といわれたらそこまでなんですが。わざわざ尺を伸ばしてドラマでやる利点は分かりませんでした。
♪ Gotta get up,gotta get out,gotta get home Before the morning comes ♪
