たわらさん

TRUE DETECTIVE/トゥルー・ディテクティブのたわらさんのレビュー・感想・評価

4.5
マーティンはラストと組むまでは自分が秀でているという自負があったんですね。操作を続けている内に徐々に自尊心が傷つきながらも、ラストにはない家庭でマウントを取ります(どうしようもないダメっぷり)。そんな家庭すらも失い、すれ違いを果たすのが2002年。

マーティンもラストに対して否定的な感情だけでなくリスペクトしている部分もあるし、ラストにはない社交性によって事件究明の足掛かりにもなったの相互補完の関係性にあるんですよね。よく出来たバディものであり、過去と現在を行き来しつつ緊張感とサスペンスが組み込まれた素晴らしい刑事もの。
たわらさん

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